きょう6月15日に行われた一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の「第3回定時社員総会」は17時09分に終了した。その後、選任された新理事15名が別室で初の顔合わせとなる理事会を開催。その席での互選により、新会長にJA7AIW山之内俊彦氏、新副会長にJG1KTC高尾義則氏とJA9BOH前川公男氏が選出された。
選出された会長、副会長、専務理事は次のとおり。副会長はJG1KTC、JA9BOH、JA3HXJの3氏による決選投票で2名が決定した。いずれも任期は2016(平成28)年6月の第5回定時社員総会終了まで丸2年間となる。
★会長:JA7AIW 山之内俊彦氏
★副会長:JG1KTC 高尾義則氏、JA9BOH 前川公男氏
★専務理事:JA1SLS 玉眞博義氏
新会長に選出されたJA7AIW山之内俊彦氏はhamlife.jpの取材に対し、「JARLにはさまざまな懸案があるが、これから2年間、精一杯頑張っていきたい」と抱負を語った。
なお同氏は、昭和14年福岡県生まれで昭和20年から宮城県仙台市に在住。高校3年生のときにアマチュア無線の資格(2アマ)を取得し昭和35年にJA7AIWで開局。昭和63年に宮城県支部長に就任。平成6年にJARL東北地方本部長となった。同氏のアマチュア無線のあゆみはアイコムのWebサイト「週刊BEACON」の連載で詳しく紹介されている。
【追記】山之内氏は昭和14(1939)年生まれで、今年75歳となることから、2年後に行われる「平成28年通常選挙」には“75歳定年制”により立候補ができない。会長職は今期2年間のみとなる。
●関連リンク:東北のハム達。山之内さんとその歴史(週刊BEACON/連載記事)
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