「太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター」の発表によると、6月15日の太陽黒点数が「80」まで下がってしまった。その2日前の6月13日には約2か月ぶりに200を突破し、「276」まで上昇したとお伝えしたばかりだ。この数日、太陽黒点数がめまぐるしく変動している。
ここ数日間の太陽黒点数の変化は異常だ。数値だけ見ていると、6月12日(木)に「196」→ 6月13日(金)に「276」と1日で80ポイント上昇。そして翌日の6月14日(土)には「159」と117ポイントのダウン、さらに6月15日(日)に「80」と、さらに79ポイント、たった2日間で196ポイントもダウンした。コンディションの上昇を期待していただけに、予想外の変化に驚き隠せないDXerも多いだろう。
とは言っても、21MHz帯では短時間ではあるが、23時前後にヨーロッパや南米が入感するなど、100を切っている数値ほど実際のコンディションはひどくない。
日本時間6月17日(火)未明には、ARRL100周年を記念してアメリカ50州から順次オンエアーしている「W1AW/0(ミネソタ州)」からの信号が、21MHz帯のSSBで強力に聞こえていた。ちなみにミネソタ州はアメリカ合衆国中西部の北、カナダと接した位置にある。
●ARRL100周年記念局「W1AW」の移動運用は6月11日からアーカンソー州とミネソタ州で!
●関連リンク:
・太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター
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