八重洲無線株式会社は、独自の「C4FMデジタルモード」を搭載した車載タイプのアマチュア無線機、FTM-400D/DHの新ファームウェア(Ver.1.30)を6月27日夜に公開した。6月13日にWIRES-X対応のファームウェア(Ver.1.20)が公開されてからわずか2週間での新ファーム公開だが、その変更点は明確になっていないようだ。
八重洲無線のWebサイトで公開された、新ファームの概要は下記のとおり。
●FTM-400D、FTM-400DHの新ファームウェア
メインファームウェア:Ver.1.30
※DSPファームウェアは6月13日公開の「Ver.2.10」が最新
おもな変更点
1.WIRES-Xに対応しました。
2.付属のマイク(MH-48A6JA)のテンキーを使用してGMメッセージとAPRSメッセージの英数文字の入力をできるようにしました。
3.ボイスガイドユニットFVS-2(オプション)のガイダンス出力または音声再生時に、受信音のミュートON/OFFを選択可能にしました(セットモード)。
4.その他、機能改善および最適化を行いました。
上記の「おもな変更点」はVer.1.20に書かれていたものと同一の内容。Ver.1.20→1.30の具体的な変更個所は不明のままとなっている。
なお、新ファームへのアップデートを行うためには、公開されている新ファームの説明書(「ファームウェア更新情報」のPDF)をよく読み、対象機種用のファームウェアを正しくインストールしなくてはならない。また「メインファームウェア」と「DSPファームウェア」の両方をアップデートする必要がある。
詳細とダウンロードは下記関連リンクにある「アップデートファームウェア ダウンロード」の項目を参照のこと。
●関連リンク:
・FTM-400D/FTM-400DH 各種ファイルのダウンロード(八重洲無線)
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