レーダー探知機やドライブレコーダー、各種通信機器の製造販売などで知られる株式会社エフ・アール・シーは7月8日、400MHz帯の特定小電力トランシーバー「NX-20X」を新発売した。特小のポピュラーな単信チャンネル20chを装備、付属のネクタイピン式イヤホンマイクを使用してVOX機能によりハンズフリー送信も可能。さらにはFMラジオも内蔵したというユニークな製品だ。すぐに交信が行えるように「2台セット」で販売。オープン価格だが同社直販サイトでは「2台セット12,800円」で販売する予定という。
「株式会社エフ・アールー・シー」は、レーダー探知機やドライブレコーダーなど自動車用のエレクトロニクス機器や、防犯カメラ、液晶モニター、広帯域受信機といった自社商品の販売のほか、日本のアマチュア無線機器やアンテナの卸販売(メーカーと直接取引をしていない、地方のショップなどに商品を供給)の大手として、アマチュア無線業界内ではよく知られた存在である。
そのエフ・アール・シーから、20ch搭載の特定小電力トランシーバー「NX-20X」が7月8日に発売された。イヤホンマイク付き、FMラジオ内蔵で“2台セット”のみで販売というユニークな商品だが、直販サイトでの販売予定価格が12,800円と安いのが魅力だ。防災用として準備しておくのもよいだろう。
特徴とスペックは下記のとおりだ。
<NX-20Xの特徴>
・免許・資格不要の特定小電力トランシーバー2台セット
・ネクタイピン式イヤホンマイクがセット、ハンズフリーで使用可能
・20ch搭載。9ch、11chモデルとの交信も可能
・VOX(ハンズフリー)機能搭載
・APO(オートパワーオフ)機能。1時間~6時間の範囲で設定可能
・38グループモード装備
・秘話機能
・FMラジオ
・ベルコール機能
・総務省技術基準適合品
<NX-20Xの主要定格>
・送受信周波数:
422.050~422.175MHz(12.5KHzステップ)
422.200~422.300MHz(12.5KHzステップ)
・電波型式:F3E
・周波数安定度:±2.5ppm以下
・受信感度:-9dBμ以下(12dB SINAD)
・低周波出力:400mW以下(定格電圧8Ω負荷 10%歪)
・電源電圧:DC3.7V(専用充電池)
・使用時間:約24時間
・動作温度範囲:-10度~+50度
・サイズ:幅50×高さ90×奥行19mm(突起物含まず)
・重量:約100g(専用電池含む)
・カラー:ブラック・ワインレッド
・商品構成:NX-20X×2台、イヤホンマイク×2個、ベルトクリップ×2個、バッテリー×2個、充電器×1個、取扱説明書
●関連リンク:
・特定小電力トランシーバー NX-20X(エフ・アール・シー)
・エフ・アール・シー オンラインショップ
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