秋葉原駅前のランドマークとして長年親しまれてきた「秋葉原ラジオ会館」。2011年8月から行われていた建て替え工事が完了し、2014年7月20日に新たにオープンした。今のアキバを象徴するように、カードゲームとフィギュア、プラモデルなどのグッズを販売する店舗が中心となっている。
1980年代にはオーディオや電子部品、パソコンなどを扱う店が中心だった「秋葉原ラジオ会館」。特にパソコンについてはNECや富士通、日立製作所、東芝、三菱電機のショールームが置かれていたこともあり、大変な賑わいを見せていた。また丸善無線電機やCQコタキなど、複数のアマチュア無線ショップがテナントになっていた良き時代もあった。しかし“アキバ”の変遷と共に変化を遂げ、パソコンやオーディオ関連の店舗が撤退した後はトレーディングカードやガレージキットのフィギュアなどを扱う店舗が中心となっていった。
そして築50年を経過して老朽化が進んでいたこともあり、2011年4月には取り壊しが決定。その後2011年8月には工事に着手し、今年7月20日にリニューアルオープンしたというわけだ。
新しくできたラジオ会館は地下1階~地上10階建て。海洋堂ホビーロビー東京、イエローサブマリン、ボークスドールポイント秋葉原といったフィギュアショップのほか、トレーディングカードを扱うホビーステーション、カードラボ、トレカパーク。そして書籍を扱うK-BOOKSなどが入店している。平均してワンフロアに5店舗くらいのお店が配置されており、一番集中しているところは8店舗が入居する5階。3階と4階に陣取るK-BOOKSなどはワンフロア占有となっている。
7月21日に訪れたところ、オープンしたばっかりのためかなりの人混みであった。エスカレーターとエレベーターが用意されているが、高層階へはエスカレーターの方が早そうだ。
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