実名で“友達”と交流できる人気SNSサイト「Facebook(フェイスブック)」を利用しているアマチュア無線家も多いだろう。最近アメリカのハムの間で、自身のFacebookページの氏名欄にコールサインを併記することが流行している。もちろん日本語版のFacebookを利用しているハムもコールサインを併記させることは可能だ。その方法を紹介しよう。
7月中旬、「アマチュア無線家が自身のFacebookページの氏名欄に“コールサイン”を併記することを運営側が認めた」という話題がFacebookの「CQ Amateur Radio Magazine」のページで伝えられた。これを受け、アメリカの多くのアマチュア無線家が自身のFacebookページの氏名欄にコールサインの併記を始めている。コールサインを併記した場合、タイムラインにも表示できるほか、コールサインによる「友達検索」でも発見してもらえるようになることから、ハム同士の交流には便利になるというわけだ。
ではその方法を紹介しよう。
★手順1:自身のアカウントでFacebookにアクセスし、右上の▼をクリックし「設定」を選択
★手順2:「一般アカウント設定」で「名前」の右側にある「編集」をクリック
★手順3:「名前」の編集画面で、「別名(旧姓など)」のスペースに表示させたいコールサインを記載。さらにその下の「別名をタイムラインに表示する」のチェックボックスをオンにする。
最後に設定保存のため、パスワード欄にFacebookの登録パスワードを記入し、「変更を保存」ボタンを押せば完了だ。あとは自身のメインページに戻ると、コールサインはあなたの名前の横に表示されているはずだ。
自分の氏名にコールサインを併記することで、コールサインで友達検索した場合もヒットするようになる。アマチュア無線家同士のコミュニケーションには便利だろう。
ただし、コールサインを表示したことで、あなたが「どこの誰であるか」といった個人情報が、より調べやすくなってしまうリスクがある。特にアメリカの場合はすべてのアマチュア無線局のデータ(コールサイン、氏名、免許人の住所など)が、政府機関によって公開されているため深刻だ。この点は注意を要するとCQ Amateur Radio Magazineでも呼びかけが行われている。
●関連リンク:CQ Amateur Radio Magazine(Facebookページ)
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