アイコム株式会社は今年、アマチュア無線機の製造を開始して50周年を迎える。これを記念して同社は7月25日、「50周年記念サイト」を正式オープンした。創業者で同社代表取締役会長である井上徳造氏(JA3FA)の挨拶や、アイコムの歴史と無線機器開発の歩みを10年単位で振り返るコーナー、50周年記念モデルの紹介コーナーなどが設けられている。
アイコム株式会社は1954(昭和29)年に京都府で電子機器組立業の「井上電機製作所」として創業。1964(昭和39)年夏に株式会社化し、同年末にアマチュア無線機の第1号機となるオールトランジスタの50MHz帯AMトランシーバー「FDAM-1」を開発、販売を開始した。そこから起算して今年で50周年を迎えることになる。
これを記念して同社は2014年4月10日、Webサイト内に「新たなる時代への挑戦」と題したメッセージの掲載ページを設置していたが、このページが7月25日にコンテンツを追加、「50周年記念サイト」として正式オープンした。
同記念サイト内には、アイコムの歴史と無線機器開発の歩みを10年単位で振り返るコーナーが設けられた。まず1964~1973年の部分が公開され、エポックメイキングな同社の無線機を写真入りで解説したり、当時のアマチュア無線機製造の様子や社屋といった貴重な写真も掲載している。今後も10年単位でコンテンツ追加を予定しているという。
また「50周年記念モデルコーナー」には、先日発表された「ID-51 アイコム50周年記念モデル」が紹介されている。
●関連リンク:アイコム「50周年記念サイト」
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