毎年8月最初の土日に開催される、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催の「フィールドデーコンテスト」が、今年は8月2日(土)21時から8月3日(日)15時まで、3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯と、1200MHz帯以上の各アマチュアバンドで開催される。多数の局が移動運用で参加することから、レアな市郡区町村からのオンエアーに期待するハムも多いだろう。
日本国内のアマチュア局、およびSWLを対象にした「第57回フィールドデーコンテスト」が8月2日、3日に開催される。コンテスト参加局は、より多くの局から呼ばれることを期待して、山岳移動や珍市郡区町村からオンエアーするケースも少なくない。
常置・設置場所からこのコンテストに参加する場合、移動運用を行っている局とのQSOのみが得点となる。交換するナンバーは、3.5~1200MHz帯が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県地域等ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」、2.4GHz帯以上は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す市郡区ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」となる。マルチプライヤーや局種係数など、詳しいルールはJARL Webで確認してほしい。
なお4月に開催された「ALL JAコンテスト」に続き、電子ログ提出推進の一環として、今回も紙によるログ・サマリーの提出は“手書きのもの”のみを受け付けることに規約が変更されている。ワープロソフトなどを使って紙にきれいにプリントアウトしたものは受け付けられないので注意が必要だ。詳しくは下記関連リンクの「コンテスト委員会からのお知らせ」で確認してほしい。
JARLでは、手書きのログをJARLコンテスト用の電子ログとサマリーにして、電子メールで提出できるようにするツールとして「E-LOG MAKER」を用意している。また、JARLコンテストの電子ログフォーマットに対応したメールを作成して送信するためのページも用意している。
●関連リンク:
・E-LOG MAKER のダウンロード(JARL Web)
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