社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)の元会長で、一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)の名誉会長であるJA1AN・原 昌三氏の米寿(88歳の誕生日)をアマチュア無線界で祝う会が、きょう8月1日に東京都内のホテルで開催され、アマチュア無線業界の関係者など約150名が出席した。
この「原 昌三氏の米寿をアマチュア無線界で祝う会」は、1926(大正15)年生まれで今年9月に88歳の誕生日を迎える原 昌三氏の「アマチュア無線界への多大な貢献に感謝し、これからの末永き健勝を祈念する」という趣旨のもと、JA3FA・井上徳造、JA1HQG・有坂芳雄、JA5MG・稲毛 章の各氏が発起人となって開催されたもの。
会場となった東京都千代田区のホテルには、総務省やJAIA、各アマチュア無線機器メーカーなどの業界関係者や、JARL関係者、原氏と長年親交のあるアマチュア無線家など約150名が出席。祝辞や原氏の功績を振り返るスライドの上映、花束や記念品の贈呈などが行われた。
原氏は挨拶の中で41年にわたるJARL会長職を振り返り、「大変で苦労したことばかりだったが、アマチュア衛星の打ち上げを実現したことと、JARL50周年を記念し沖ノ鳥島を1カントリーとして認めてもらえたことの2つだけはとても嬉しい出来事だった。アマチュア無線界はこれからも曲がらず、まっすぐに発展していってほしい」と語った。
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