アイコム株式会社は8月1日、平成27年3月期 第1四半期(4~6月)の決算短信を同社Web上で公開した。連結売上高、営業利益は前年同期を上回り、経常利益は減少となった。
公表された「平成27年3月期 第1四半期決算短信」によると、連結売上高は59億2千9百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は3億2千7百万円(前年同期比100.8%増)、経常利益は3億3千7百万円(前年同期比5.8%減)となり、四半期純利益は2億3百万円(前年同期比7.4%減)となった。
なお、同決算短信の「セグメント業績の概況」の中では、日本、北米、ヨーロッパなどにおけるアマチュア無線機器の状況について触れられている。それによると北米、ヨーロッパ、アジア・オセアニアではアマチュア用無線通信機器が新製品効果で増収となったが、日本国内向けは「消費税率引き上げによる駆け込み需要の反動からアマチュア無線通信機器が大きく減収となり、陸上業務用無線通信機器も減収となったことから、外部顧客に対する売上高は32億1千9百万円(前年同期比0.1%減)となりました」と説明している。
詳細は同社Webサイト上のIR情報・決算短信コーナーにPDF形式で掲示されている「平成27年3月期 第1四半期決算短信」で確認できる。
●関連リンク:
・アイコム、4-6月期(1Q)経常は6%減益で着地(株探ニュース)
●いったん広告です: