「太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター」の発表によると、8月13日の太陽黒点数が「68」と、8月10日から4日間連続で100以下の状態が続いている。約1か月前の7月17日に「0」を記録してから一時は170台まで上昇したSSN。しかし、現在は、やや“息切れ”の様相だ。
一時ほどの“元気”が見られない太陽活動。8月13日の太陽黒点数は「68」だった。太陽黒点数だけで判断すると状況は低迷気味と言わざるを得ない。
だが、太陽エネルギー強度の数値(SFI)は「103」。SFIの最小数値は68で最大数値は300以上になるので、100を超えている現状は悪いとは言い切れないのも事実である。
また、地球側の地磁気活動を表す「A-Index」が「6」、「K-Index」が「1」で、K値、A値ともに少なければ少ないほど無線通信には良いとされている。
それを物語るように、今日、8月14日(金)の夕方には、21MHz帯のSSBでヨーロッパ方面が数時間にわたってオープンした。お盆休み(夏休み)の期間中のためか、多くのJA局がDX局をコールする声が聞こえていた。今後のさらなるコンディション上昇を期待したい。
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・太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター
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