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<マイメディア東海>謎に包まれた!?「電波Gメン」、アマ無線の混信申告の対応を例にお仕事リポート

静岡、愛知、岐阜、三重の4県を管轄する総務省東海総合通信局。そのWebサイトにある「マイメディア東海」という広報コーナーに「総合通信局の業務 電波監視官の仕事」という記事の第1回目が掲載された。電波監視官(電波Gメン)が日ごろどのような業務を担っているか、アマチュア無線に関する混信申告の対応を例に紹介している。我々アマチュア無線家にとって興味深い内容だ。

 

 

 電波監視の仕事の中で、とりわけ多いのが“アマチュア無線家からの苦情申告”だという。申告件数はアマチュア関係だけで年間250件ほどになり、そのほとんどが電話によるもの。また「電波法第80条」の報告として文書(郵送)やメールで報告書が寄せられ、電波監視に関する申告の仕事が途切れることはないと書かれている。

 

 記事には、ある日のアマチュア無線家からの電話による、違法・不法局運用の申告の様子がリアリティーのある記述で紹介されている。そして、申告を基に各地に出かけて行う移動監視に備え、“不法無線局”を探知するシステム「DEURAS(デューラス、DEtect Unlicensed RAdio Stations)」を使ったモニター監視や、不法・違法無線局の出現状況データを調査していくと書かれている。「少しでも効率の良い活動ができるよう準備を行います」とのことだ。

 

 

電話による違法・不法局運用の申告のやり取りや、DEURAS設備を使用しての電波監視の様子が紹介されている(同Webサイトから)

電話による違法・不法局運用の申告のやり取りや、DEURAS設備を使用しての電波監視の様子が紹介されている(同Webサイトから)

 

 

「電話による申告の中でよく言われるのが、『今すぐに来て、すぐに対応してほしい』というものです。混信妨害で通信を遮られてイライラするのは我々も十分理解できることですが、特に短時間の発射や一過性のもの、移動しながらのものはタイミングの要素も大きく関わってきます。電波の発射源(妨害源)を特定するには、出現時間帯や移動パターンを十分に分析して臨まないと空振りになることもあり、効率性も考えれば事前の傾向分析は欠かせません。その意味で、詳細な申告は解決までの時間を短くすることにつながりますから、こういう事情もご理解いただけると電波監視官としては助かります」と理解を求めている。

 

 

「移動しながら通信する不違法局の例」としてダンプカーからの違法・不法局運用の画像も…。相手が移動している場合、違反行為を摘発するのも事前の調査が有効となる(同Webサイトから)

「移動しながら通信する不違法局の例」としてダンプカーからの違法・不法局運用の画像も…。相手が移動している場合、違反行為を摘発するのも事前の調査が有効となる(同Webサイトから)

 

 

 最後に「電波監視官から申告される方へのお願い」として、「自分が電波監視官ならどのような情報が役に立つかという点をご想像いただきながら、電話の向こう側にいる私たちにお話しいただければと思います」として、以下の項目を挙げている。

・混信/妨害の発生年月日、時間、場所等(出現傾向があれば、その曜日や時間帯も)

・混信/妨害を受けている設備(無線局に対する混信・妨害の場合は、アマチュア局などの種別、周波数、電波の型式)

・混信/妨害の状況や特徴

・わかっている場合は、混信/妨害の原因者、会社名、車輌ナンバー、産業廃棄物処理業者の固有番号(6桁の番号)など(車輌ナンバープレートの文字・数字は、見間違えのないよう正確にお願いします)

・その他参考となるもの

・申告される方の住所、氏名、電話番号/携帯番号、コールサイン(アマチュア局の申告の場合)

 

 詳細は下記の関連リンクで確認してほしい。

 

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク:東海海総合通信局 コラムvol.16「総合通信局の業務 電波監視官の仕事 第1回」

 

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