スイスのジュネーブにある、国際電気通信連合本部のアマチュア局「4U1ITU」。世界中からハムが訪れ、本部内に設置されたシャックから、ゲストオペレーターとして運用が行われている。非常にアクティブなので、国内でもQSOに成功したDXerも多いだろう。しかし、ゲストオペが多いせいか、QSLカードの受け取りには時間がかかったり、不運にも記載ミスでコンファームできなていない“焦げ付き”も少なくないのが実態だ。それに応える形で、「ハムフェア2014」の会場内で、「FEDXP(Far East DX-Ploiters)」が4U1ITUのQSLカード発行サービスを行う。また、焦げ付いている場合もデータ確認により、コンファームできる可能性があるとアナウンスしている。
【追記】
ハムフェア2014会場では、4U1ITU運用チームが積極的に4U1ITUのQSLカード発行サービスを実施。事前にメールなどで申し込んでおくと、すでにQSOデータをプリントしたQSLカードが用意されていたほか、焦げ付いた場合でも、QSOデータを確認し問題なければスムーズに処理され、DXerに喜ばれていた。
コールサインを伝えるとQSOデータで確認。その場で4U1ITUのQSLカードが発行されていく
過去に様々なデザインのカードが発行されてきたが、今回のQSLはこのタイプだった
「FEDXP(Far East DX-Ploiters)」は50年以上もの歴史を有する、国内のDXクラブの中でも歴史のある団体として有名だ。そのFEDXPが、「ハムフェア2014」の会場内で4U1ITUのQSLカード発行サービスを行う。
●4U1ITUのQSLカード発行サービス概要
日時:2014年8月23日(土)10:00~15:00
2014年8月24日(日)10:00~14:30
場所:ハムフェア2014会場 FEDXPブース(団体名:Z)/ブース番号 J-16
QSLカードが発行できるQSO期間:1988年1月3日~2014年7月20日
発行方法:次のとおり二つの方法があります。
(1)当日に受付で自分のコールサインを申し出てください。自分のQSLカード、およびQSOデータは不要です。なお、焦げ付いている場合は、QSOデータを持参していただければCFMの可能性があがります。
(2)事前にJK1MZT (E-mail: qsl_4u1itu_2014@yahoo.co.jp)まで「コールサイン」「受け取り予定日」を申告して会場で受け取ってください。
※混み合っている場合は印刷するQSOのご希望を聞いて処理する場合もあります。また、少し時間をおいて当日中に受け取りにきていただく場合もありますのでご協力をお願いします。
QSL発行者:4U1ITU運用チーム(担当: JK1MZT)、協力:FEDXP(担当:JK1KSB)
4U1ITUの1988/01/03(09:35UTC)~2014/06/05(15:47UTC)のQSOデータは、下記関連リンクからのログサーチで確認できる。※8月13日現在
また、ブース番号「J-16」は「<会場内のブース配置図を掲載!>『ハムフェア2014』における企業、クラブ出展ブースの小間判明」の既存記事(7月26日記事)で場所の確認ができる。
●関連リンク:
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