一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は8月23日、「ハムフェア2014」の会場内において、アマチュア無線局の「技術基準適合保証業務への参入」を表明した。実施は2014年内を予定している。
総務省が2014年7月に「アマチュア局の保証を行う者」の告示を改正したことにより、アマチュア局の無線設備の保証業務を行える者の「株式会社や有限会社(アマチュア無線機の製造販売業者を除く)」という制限が撤廃され、「総務大臣が別に定めるところにより公示する者」へと緩和された(既報記事参照)。
これを受けてJARDは保証業務への参入を検討していたが、きょう「ハムフェア2014」のブース掲示で正式表明したほか、イベント「アマチュア無線入門のワンストップサービス機関を目指して」の席上でも説明を行う。
現時点で、アマチュア局の保証業務はTSS株式会社のみが実施しているが、JARDの参入によりアマチュア無線家にとっては選択肢が増えることになる。JARDが行う保証業務の料金体系や内容、TSSと比較した場合の特徴などについては今後hamlife.jpで報じていく。
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