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<DXer必見!の最新データ> 各国QSLビューローの実態/日本への航空便料金/IRC(国際返信用切手券)とIBRS(国際郵便料金受取人払)使用の可否リスト

JG2GSY・山崎鶴夫氏が提供する「JG2GSY Web Page」で、「世界各国におけるQSL BUROの実態・日本への航空便料金・IRC使用の可否・IBRS(国際郵便料金受取人払)使用の可否」を公開している。タイトルどおり、世界各国のQSLビューローの実態や、日本への航空便料金などをまとめたデータ集だ。DX局と交信したとき、最近ではeQSLなど電子QSLカードによる交換が増えてきたとはいえ、まだまだ紙のQSLカードを入手を希望するケースも多いだろう。JARLビューロー経由では時間がかかったり、ダイレクトを要求されたり、そもそもJARLでQSLカードを送れないケースもある。そんなとき、役立つ情報がまとまっている。今回、10月18日に最新データへ更新されたので紹介しよう。

 

 

 リストには「ビューローの実態」「日本への航空便料金(米ドル建て)」「IRC(国際返信用切手券)の可否」「IBRC(国際郵便料金受取人払)の可否」などが、エンティティごとに記載されている。DX局のQSLカードを入手したいアマチュア無線家にとって、貴重な資料集に間違いないだろう。

 

 山崎氏は今回のデータ更新にあたり、「この1年間に郵便料金が大幅に値上げされた国が多く、1米ドルで日本へ返信できる国はわずかしかありません。円とドルの関係は、円安ドル高になりましたが、ドルと他国の通貨の為替レートは、それほど大きな変動がなかったことが印象的でした」と記している。

 なお、厳密には「SASE」ではなく、「SAE+USD or IRC」が正しいが、簡略化のため本データでは「SASE」で統一しているとのことである。

 

 併せて、「このweb pageを立ち上げてから、早くも5年が過ぎました。その間、世界各国で郵便料金の値上げが行われ、1米ドルではSASEの返信料として不足する国が多数を占めるようになりました。現在、1米ドルでSASEの返信が得られる国は、比較的、QSOしやすい近隣諸国か、または、QSL managerが他国にいる例がほとんどです。5年前は、SASEでQSLを請求する際に、『返信料として1米ドルで十分か、それとも、IRC1枚の方が安上がりなのか?』という点は、貴重な情報であったと思いますが、現在では、『1米ドルでは不十分』が半ば常識化しています。また、同じ国のアマチュア局でも、QRZ.comに異なるQSL INFOを掲載している例が目立つようになりました。ある局は、『米ドルは郵便局で盗まれるので IRCを』と言い、また別の局は、『自宅近くの郵便局で IRCの交換ができないので米ドルを』とリクエストしています。よって、最終的な判断は、QRZ.comなどのサイトを参照して確認する必要があります。さらに、OQRSとLoTWの普及にともない、SASEによってQSLを入手する機会が減少している事実も無視できません。現在の内容では、このweb pageが提供する情報の価値は年々低くなるため、BUROに関する情報のメジャー・バージョンアップを計画しましたが、関係機関の協力が得られず、断念せざるを得ませんでした。よって、『このweb pageを立ち上げた当初の目的は達成できたのではないか』と考えるようになりました」と、このWebサイトの閉鎖を検討中というのだ。

 

案1:web pageを閉鎖する

 

案2:web pageを閉鎖しないが、現在の情報のままで更新しない

 

案3:現在の内容のままで、web pageを維持・更新する(1年に1回の更新で十分)

 

案4:新たな情報を追加して、web pageを維持・更新する(皆様のご協力が必要)

 

「OCNのweb pageサービス(Page ON)の終了と同時に、このweb pageを閉鎖することも検討しています。今後、このweb pageを維持すべきか否か、皆さんのご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。E-mail: jg2gsy (at) yahoo.co.jp」としている。

 

 ぜひ、皆さんからのご意見、応援メッセージを送ってあげよう!

 

 

 

JG2GSY・山崎鶴夫氏が提供する「世界各国におけるQSL BUROの実態・日本への航空便料金・IRC使用の可否・IBRS(国際郵便料金受取人払)使用の可否」(一部抜粋)

JG2GSY・山崎鶴夫氏が提供する「世界各国におけるQSL BUROの実態・日本への航空便料金・IRC使用の可否・IBRS(国際郵便料金受取人払)使用の可否」(一部抜粋)

 

 

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 国内の主要郵便局などで入手できる「IRC(国際返信用切手券)」は1枚150円。1枚で、原則として手紙(航空便)の基本料金分の現地切手と交換できるとしている。なお2017年12月31日までの有効期限がある(左が表、右が裏)

 

●関連リンク:

・世界各国におけるQSL BUROの実態・日本への航空便料金・IRC使用の可否・IBRS(国際郵便料金受取人払)使用の可否
・web pageの閉鎖を検討中-ご意見募集中!
・IRC(国際返信切手券)(郵便局)
・JG2GSY Web Page を閉鎖します

 

 

 

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