日本南極地域観測隊の越冬隊員の1人であるJG2MLI・吉川氏の現地からのブログ「こちらは8J1RL南極昭和基地です」によると、11月20日に10,0000QSOを達成したと報告している。2014年2月1日の越冬交代から南極昭和基地JARL局「8J1RL」の運用を開始した第55次隊員が、7か月間後の8月31日に5,000QSOを達成してから、次の5,000QSOまで約3か月というハイペースで達成したことになる。
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越冬隊員であるJG2MLI・吉川氏は11月月23日のブログで「11月20日、10,000 QSOを達成しました。1局あたり複数のバンドモードでのQSOがありますから、局数的には6,000局ほどです。こちらから呼ぶことはほとんどないため、エンティティ数は113と少なめですが、それでもD2、FY、TR、ZS8、3DA、6W等…日本からはやりにくいAFからのコールも比較的多いです」と、第55次隊による南極昭和基地JARL局「8J1RL」運用の10,000QSO達成を報告しいる。
またJH1TOF・今泉隊員の集計による、日本を含め交信上位15か国とその国別の交信数をリスト化して紹介。断トツで多いのは日本で6,041QSO、続いてロシア連邦の909QSOと続く、バンドとモードでは入門者向きの21MHz帯でのQSOがCW、SSBとも多く、RTTY系もアクティブに運用している様子がわかる。
その内容は興味深い。詳しくは、下記の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:10,000 QSO達成(こちらは8J1RL南極昭和基地です)
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