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【情報追加】<「はやぶさ2」と同時打ち上げ>毎日新聞、「しんえん2」のアマチュア無線を使った深宇宙通信の“実験成功”を報道

毎日新聞は、12月4日にH2Aロケット26号機で「はやぶさ2」と同時に打ち上げられた、九州工業大学と鹿児島大学による深宇宙通信実験機「しんえん2」が、月より遠い深宇宙空間からアマチュア無線の電波を発射し、地球とのデータ通信実験に成功したことを報道。「大学や企業が開発した民間レベルでは世界初の快挙」としている。

 

 

H2Aロケット26号機から分離される副衛星。写真左「しんえん2」、写真右「ARTSAT2:DESPATCH」(写真提供 JAXA)

H2Aロケット26号機から分離される副衛星。写真左「しんえん2」、写真右「ARTSAT2:DESPATCH」(写真提供 JAXA)

 

 報道によると、九州工業大学などが「しんえん2」が発射した電波の受信を九州工業大学などがアマチュア無線家に呼びかけていたところ、12月4日20時30分頃に神奈川県横浜市のアマチュア無線家から、地球の約50万km先から同衛星が発信したテレメトリー信号を受信したという連絡があったという。
 なお「しんえん2」のWebサイトには、12月4日の21時11分(JST)に437.3380MHzで地球から53万km離れた地点からのテレメトリー信号が確認できたという情報が記載されている。

 一方、アマチュア無線の送信機器を搭載した、もう1基の宇宙機「ARTSAT2:DESPATCH」(多摩美術大学、東京大学)も打ち上げ・分離に成功し、12月4日18:50(JST)に初めてビーコン信号を確認。運用2日目の12月5日にはヨーロッパからの受信報告も相次ぎ、最終的には地球から65万キロ離れた地点からの電波も確認できたという。
 なお、「しんえん2」および「ARTSAT2:DESPATCH」のアマチュアバンドの送信には、2mSSBハンディ機でも知られる、兵庫県の西無線研究所が製作した超小型送信機器が使用されている。

 

写真上:2014年の「関西アマチュア無線フェスティバル」の西無線研究所ブースで展示されていた、人工衛星搭載用送信機器。 写真下:西無線研究所が12月4日夜にTwitterで行ったツイートより

写真上:2014年の「関西アマチュア無線フェスティバル」の西無線研究所ブースで展示されていた、人工衛星搭載用送信機器。
写真下:西無線研究所(@nishimusen)が12月4日夜にTwitterで行ったツイートより

 

 

●関連リンク:
・しんえん2:深宇宙通信の実験成功…アマチュア無線使い(毎日新聞ニュースサイト)
・「はやぶさ2」と旅立った「しんえん2」(YOMIURI ONLINE)
・【ニュース動画あり】しんえん2との交信に成功(日テレNEWS24)
・しんえん2公式サイト(受信情報の一例が記載あり)
・ARTSAT NEWS
・西無線研究所

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