フィリピンのアマチュア無線連盟(PARA)は、12月6日に同国に上陸した大型の台風22号(英名:HAGUPIT、フィリピン名:RUBY)による災害に対応した支援通信を7.095MHzで行うため、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)に対し「7.094MHz~7.096MHzをクリアにしてほしい」との協力要請を行った。
JARLが日本のアマチュア無線家に発表した内容は次のとおり。
「12月6日、フィリピンを直撃した大型の台風22号は、フィリピン国内に大きな被害を与えているようです。
今回の台風災害について、フィリピンの連盟PARAから、JARLに次のような協力要請が届きましたのでお知らせします。
PARAによれば、“今回の台風災害に当たって、フィリピンのアマチュア無線家が、7MHz帯を使って災害の支援通信をおこなう体制を組んだ。通信周波数として7.094MHz~7.096MHzを設定している。災害支援通信が終了するまでのしばらくの間、この周波数をクリアーにして欲しい”とのことです。
日本のアマチュア無線家の皆さんもしばらくの間、フィリピンでおこなわれる災害支援通信に支障を与えないように十分に注意してください」
JAの7MHz帯の信号は、コンディションや時間帯によってはフィリピンまで強力に届く。そのため十分な配慮が必要だろう。
●関連リンク:
・フィリピンの連盟から日本のアマチュア無線家に協力要請(JARL Web)
・Typhoon RUBY HAGUPIT(PARA)
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