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<大型タッチパネル搭載、C4FMデジタル対応の2バンド機?>八重洲無線の海外向け新型ハンディ機「FT2DR」とされる画像が報じられる

海外のアマチュア無線情報サイトなどは12月10日、八重洲無線の米国子会社(YAESU USA)の宣伝用と推測される新型ハンディ機「FT2DR」の画像を報じた。それによると同機種は144/430MHz帯の2バンド機で、同社独自のC4FMデジタルモードとアナログFMモードに対応。大型のタッチパネル式液晶ディスプレイを搭載している模様。

 

 

「FT2DR」とされるハンディ機のアップ。機種名は「FT2D」と表記されている

「FT2DR」とされるハンディ機のアップ。大型のタッチパネル式ディスプレイで操作を行うようだ。上部にはGPSユニットを搭載。ディスプレイ下の機種名は「FT2D」と表記されている

 

 

 八重洲無線の新型ハンディ機「FT2DR」とされる画像は、海外のアマチュア無線家によるFacebookのグループページに掲示され、その後日本のアマチュア局の個人ブログ、さらに海外のアマチュア無線情報サイトにも掲載された。
 画像はYAESU USAによる英文の広告形式のものであること、また末尾に「R」が付く型番から、日本国内向けではなく海外向けのモデルと推測できる(C4FMハンディ機のFT1Dも、米国向け仕様は「FT1DR」という型番で販売されている)。

 画像によると、前面には数字キー(テンキー)がなく、フロントパネルの半分近い面積を占める大型のタッチパネル式液晶ディスプレイを搭載している。従来モデルのFT1Dが「ガラケー」とすると、差し詰めこの機種は「スマホ」という感じの大きな変化だ。タッチパネル式ディスプレイを採用したハンディ機は、アマチュア無線界では極めて珍しい。
 テキストからは「タッチパネルによる簡単操作」「音声の明瞭度が高い」「C4FMのデジタルグループモニター(GM)に対応」「スマートナビゲーションに対応」「オプションのカメラ付きハンドマイク(MH-85A11U)を使用して画像(スナップショット)が送信できる。通信速度は9600bps」などの特徴が読み取れ、下部には「FCC(米国連邦通信委員会)の審査にまだ合格していないため、現時点での販売やリースはできない」という趣旨の注意書きがあり、右上には「Shipping early 2015」の文字も記載されている。

 

「FT2DR」の宣伝用と推測される画像より(クリックで拡大)

「FT2DR」の宣伝用と推測される画像より(クリックで拡大)

 

 12月11日午前6時現在、YAESU USAおよび日本の八重洲無線のWebサイトに同機種の情報は一切記載されていない。今後の情報に注目していきたい。

 

 

●関連リンク:
・【外報】 YAESU FT2DR C4FM ハンディ (無線のムに濁点)
・Yaesu FT2DR C4FM/FM 144/430 MHz DUAL BAND DIGITAL (QRZnow.com)

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