三重県鳥羽市の鳥羽市立図書館は、12月20日(土)、21日(日)に「TYK無線方式運用開始100周年記念展」を開催する。これは1914(大正3)年12月に鳥羽・答志島・神島間に無線電話機が設置され、離島間の連絡や名古屋港・四日市港を航行する船舶の情報交換が実用化され100年となるのを記念したもの。当日はこの会場から「平磯無線開設100周年記念局」である8N100ICTの公開運用も行われる。
2014年は日本で無線電話機が実用化されてから100年となる。1914(大正3)年12月16日、三重県の鳥羽・答志島・神島間に、1912年に開発された「TYK式無線電話機」が設置され、離島間の連絡や名古屋港・四日市港を航行する船舶の情報交換などを行った。これが世界初の無線電話機の実用化とされている。
これを記念して三重県鳥羽市の鳥羽市立図書館で「TYK無線方式運用開始100周年記念展」が開催されることになった。
★TYK無線方式運用開始100周年記念展
・主催:東海無線会「無線史研究会」
・日時:12月20日(土)10~17時、12月21日(日)10~15時
※鳥羽市ホームページに記載の開始時刻「午前9時」は誤記で上記が正しい
・場所:鳥羽市立図書館
三重県鳥羽市大明東町1-6
・展示内容:
最初に作られたTYK無線電話機1号のレプリカ(アンリツ株式会社所蔵)および、TYK無線電話機に関する資料の展示
★記念局8N100ICTの公開運用について
・会場から運用する記念局:8N100ICT/2
「平磯無線(逓信省電気試験所平磯出張所)開設100周年/標準電波JJY開局75周年/情報通信研究機構(NICT)国立研究開発法人化記念局」
・記念局の運用時間:
12月20日(土)昼頃から17時まで
12月21日(日)10時頃から15時まで
・参考:
TYK無線電話機と同記念局の関係
同記念局が100周年を記念する平磯無線(1915年開設)は、TYK無線電話機の開発者たちが主導して開設され、同機の真空管化などの実用化に多大な貢献をした組織であり、現在もNICT平磯太陽観測施設として研究観測業務を継続しています。
●関連リンク:
・TYK無線方式運用開始100周年記念展(鳥羽市ホームページ)
・鳥羽市立図書館
・世界初の実用無線電話「TYK式無線電話機」の誕生100年を記念したアマチュア無線「記念局」の運用をNICT本部において実施(NICT 2012年プレスリリース)
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