米国FCC(連邦通信委員会)は、2015年2月17日発給分からアマチュア無線免許のペーパーレス化を実施する。従来行っていた「紙の免許証」の交付は今後行わない。
FCCはこれまでも「公式なアマチュア無線ライセンスは、Universal Licensing System(ULS)の中に存在する電子記録である」と主張し、申請者にはそのハードコピーを印刷し交付していた。
今回の改訂は、米国内で進められている「プロセス改革」の一環。FCCは2014年12月中旬に、免許証データを電子認証で提供する手順を決定。今後の申請者は「ULS License Manager」を通して、現在の免許データにアクセスできるようになる。
FCCの担当によると、今回のペーパーレス化により、人件費など少なくとも年間304,000ドル(約3,600万円)の節約になるとしている。(ARRLニュース 1月28日付 ※許可を得て抄訳/(C)ARRL )
●関連リンク:FCC“Paperless”Amateur Radio License Policy Goes into Effect on February17 (ARRL NEWS)
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