2013年11月に登場した(2013年11月5日記事)、パソコンから各社のローテーターをコントロールできる、マルチタイプローテーターコントローラー「MRC-1」に搭載のソフトウェアが、従来の「Ver1.03」から「Ver1.10」にバージョンアップした。
【追記:ケンプロのローテーターへ対応!】2015年2月9日
今回、「MRC-1」のケンプロ製(八重洲無線株式会社)のローテーターへの対応を開始した。 対応機種は「G-800SDX」「G-1000SDX」「G-2200SDX」「G-2500SDX」「G-2800SDX」「KR-200SDX」「KR-2500SDX」「KR-2800SDX」の8機種。 オプション費用として、1,500円が加算される。
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●「MRC-1」のケンプロのローテーターへの対応を開始しました。(JF1UVJ 趣味の部屋)
マルチタイプローテーターコントローラー「MRC-1」は、Windowsパソコンと、クリエート・デザイン、八重洲無線、エモテーターといった主要メーカーのローテーターをリンクさせ、パソコンに表示した地図上の方向をマウスでクリックしたり、ローテーターコントロールに対応しているログソフト上でキー操作をすることで、ローテーターが自動的に目的局の方向へ回転し、自動的に停止するという便利なアダプターだ。
このほど、「MRC-1」用のソフトが、従来の「Ver1.03」から「Ver1.10」にバージョンアップが行われた。
●「Ver1.10」へのバージョンアップによる主な変更点
(1)North/South-Centerの切替えができるようにしました。
(2)エミュレーションモードをGS-232B/GS-232Aの切替えができるようにしました。
・Z*コマンドで切替えることができます。ただし、CPUの限界に近いことから動作不安定になる場合があります。
・ZAコマンドを実行すると、BGARTCとBGA_LOGおよびGS-232B対応のPCアプリは、方位角が受け取れないので、方位角表示はできませんがコマンドを送る操作は可能です。
●マルチタイプローテーターコントローラー「MRC-1」の特長
・各社のリモートコネクタがついているローテーターコントローラーに対応
・八重洲無線(G-800DXA、G-1000DXA、G-2800DXAなど)
・エモテーター(750FX、1200FX、1300MSAなど)
・クリエート・デザイン(RC5-3P、RC5A-3P、RC5B-3Pなど、型番の最後に「P」が付くタイプ)
・クリエート・デザインにおける「Pタイプ」への改造費用は6,600円+消費税+送料のようです。詳細は問い合わせをしてください
・上記以外で対応/非対応がご不明の場合はお問い合わせください
※八重洲無線、エモテーターは元々あるローテータコントローラーと同時に使用可能です。
※クリエート・デザインは背面の切り替えスイッチで切り替えて使用可能です。
・汎用のソフト(BGARTC)やログソフトのLogger32などから簡単にコントロール(Windows XP、Vista,7、8に対応しています)。
・USBケーブルと専用コントロールケーブルでつなぎ、初期設定を行うだけ。
なお、完成品「MRC-1」とは別に、パーツだけ(ケース含まず)の自作キット「RTC-59」が手ごろな価格で、「情報通信技術コンサルタントICT-Kuwa」から頒布されている。オーナーであるJA4BUA・桒原氏が本システムの開発を行っている。下記リンク記事の「関連リンク」から確認してほしい。
●<PCでローテーターを制御!!>エモテーター、八重洲無線、クリエート・デザイン社製に対応、マルチコントローラーキット「RTC-59」を頒布
●関連リンク:
・MRC-1のバージョンアップを行いました。(JF1UVJ 趣味の部屋)
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