アマチュア無線業務日誌のフリーソフトとして、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。今回、2月15日にそのWindows版の最新版として「Ver5.24c」が公開された。前回の「Ver5.24a」の公開が2014年11月23日だったため、3か月弱ぶりのバージョンアップとなる。2015年になってからは初だ。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのハムログの新バージョンアップが2月15日に公開された。今回の更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
Ver5.24c 2015/2/15
・環境設定1の「599形式指定」では、RSTを直接指定するように変更。
例1[SSB,FM=5*;A1,CW=5*9;SSTV=5*5]
例2[A1,CW=599;SSTV=595;JT65=-00]
*は書き換えませんので、例1はCWで539のときSSBにすると53になります。
・環境設定でコールサインは横スクロールしない設定にして1行おきに色を変えると、コールサインのセルも色が変わってしまうので修正。Tnx JA1CCN
・ヘルプメニューに登録した「ぷちGet’s」がHAMLOGと同時に終了することができましたが、これを「みどるGet’s」に変更しました。
・QSL印刷定義ファイル編集エディタのメニューに、条件命令にもれが多かったので追加しました。
・環境設定5、FT-847に38400bpsを追加しました。(FT-817,857,897も同様)
・頭文字選択によるJCC等コード入力では、一覧表示された状態でCtrl+数字キーで対象エリアを変更できるようにしました。
・コールサインメモでうっかりCtrl+Enterを押すと文字が消えてしまうので修正。
・複合条件検索の一覧表示からエクセル用にコピーでは、各項目を文字列としてコピーするように変更。
・複合条件検索のADIF出力を次のとおり修正。
* 435/145のような場合は、左側の周波数を<BAND:n>、右側の周波数を<BAND_RX:n>で出力するようにしました。
* Remarks1・2を<COMMENT:n>で出力してましたが、黒色チェックでRemarks2を<COMMENT:n>に出力、淡色チェックでRemarks1を<COMMENT:n>に出力、チェックなし<COMMENT:n>の出力無しに変更しました。
* Remarks1やRemarks2に<xxx:n>ABC形式で直接ADIFフィールドが記載してあれば、上記に優先して出力します。ADIFフォーマットに存在しないフィールド名であっても、<xxx:n>ABC形式であればノーチェックで出力しますのでご注意を。
・HAMLOG50.DLLをBorland C++ 5.01Jから5.02Jに変えてリビルド(古いソフトですけど)
また、プログラムコードを色々と最適化してみました。
・WM_COPYDATA コマンド21を修正。コマンド30を追加
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