日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報が、コールサインなどから検索できることで知られる総務省のデータベース「無線局等情報検索」が、2月7日現在のデータに更新された。このデータベースによるとアマチュア局として「435,612局」の免許情報が登録されている。
<全国2局目!JH3XCU局に続き JA8SCD局にも「475.5kHz帯」の本免許発給>
1月5日に開放されたばかりの新アマチュアバンド「475.5kHz帯(472~479kHz)」の無線局免許が、1月21日に近畿総合通信局管内のJH3XCU局に発給されれたのに続き(2月17日記事)、3月2日に更新された「無線局免許状等情報」(2月7日現在の局免許データを掲載)によると、北海道総合通信局管内のJA8SCD局に免許が発給されたことがわかった。全国で2局目となる。
2月7日以降も複数の局に475.5kHz帯の免許が発給されている模様で、2局間の交信成立のチャンスは増えつつある。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。検索対象となる無線局の免許データの更新は、おおむね2週間ごとに行われているが、3月2日に「2015年(平成27年)2月7日現在」のデータに更新された。
ちなみに同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「435,612局」の免許状情報が登録されている。
例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」と
「移動する局」の2つの免許状情報が表れる
●関連リンク:総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
●いったん広告です: