モールス通信用の電鍵(キー)や関連製品を製造販売している宮城県の株式会社GHDキーが、CW愛好家の集まり「A1CLUB」が開発し「CQ ham radio」誌の2015年2月号に掲載された「CW解読器(記事では「CW復号器」と表記)」を完成品として商品化する。発売は2015年4月1日、価格は10,000円を予定している。現在、同社Webサイトで事前予約を受付中だ。
【追記】(3月13日更新)
GHDキーのWebサイトで、R301AとGT705Aによる新たな形状のCW解読器「CWD2014」(市販品!?)の解読の様子を伝える画像に入れ替わった。また、下記から取扱説明書がダウンロードできる。
なお同社では、「想定を遥かに超えるご予約を頂き、一旦ご予約を停止させて頂きます(4/1の発売予定でしたが大幅に延期になりそうです)」と案内している。
【追記】(3月5日更新)
開発中の「CW解読器」製品化試作モデルと、GR301A(送信練習器)との接続による解読の様子が同社のWebサイトで公開された。
CW愛好家の集まり「A1CLUB」が開発したCW復号器「CWD2014」は、ハムフェア2014会場でキットとして頒布されたが、用意した200セットが開場1時間ほどで売り切れ、インターネットで追加受付した100セットも短期間で完売したという大人気のアイテムだ。アマチュア無線専門誌「CQ ham radio」の2015年2月号に、同モデルの製作記事も掲載された。
GHDキーは、A1CLUBの全面協力のもと、このCW解読器を完成品として製品化することを決定。発売は2015年4月1日で、価格は同社の送信練習機「GR301A」と同じ10,000円を予定。現在、同社のWebサイトで事前予約の受け付けを行っている。
●使用方法の一例(GHDキーの案内から)
(1)GR301A(送信練習器)と繋ぎエレキー、縦振り、バグキー、複式キーなどの符号が解読できるように練習すれば、綺麗な聞きやすい符号になり送信に自信がつきます。
(2)NHC-05G(受信練習器)と繋ぎ、苦手符号の表示、確認ができます(毎分25から125文字まで対応)。
(3)リグのイヤホン端子と繋ぎ受信のアシストとして使えます。交信に余裕が持てます。
詳細は下記の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:
・GHDキー
・GR301A(送信練習器)(GHDキー)
・NHC-05G(受信練習器)(GHDキー)
・A1CLUB
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