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【追記】警視庁1方面系交信テープ、ついに完全公開へ!【動画あり】<デジタル化で受信できなかった貴重な音源>警視庁、1995年に発生した「地下鉄サリン事件」の警察無線を公開

1995(平成7)年3月20日、東京都心部の地下鉄5路線で同時発生したテロ「地下鉄サリン事件」は、死者13名、重軽傷者6千名を出す大惨事となった。事件からまもなく20年となる2015年1月14日、警視庁は事件発生当時の警察無線の録音テープ(73分30秒)を報道関係者に公開した。事件発生当初は情報が錯綜し、通信指令本部からは「爆発物を使用したゲリラ事件が発生した」との交信も聞かれる。当時、警視庁の警察無線(基幹系)はデジタル化が進行し、この内容は一般人が聞くことができなかった。警察無線の歴史を語り継ぐ上でも貴重な資料である。

 

 

 

【字幕】 地下鉄サリン事件 – 無線交信記録

 

 


 

「地下鉄サリン事件」発生を伝える、1995年3月20日朝のNHKテレビの映像より

「地下鉄サリン事件」発生を伝える、1995年3月20日朝のNHKテレビの映像より

 

 

【追記】警視庁1方面系交信テープ、ついに完全版公開へ! 緊迫の通話内容

↓ここをクリック!

●地下鉄サリン、緊迫の73分・交信テープ公開(1)(YOMIURI ONLINE)

 

●地下鉄サリン、緊迫の73分・交信テープ公開(2)(YOMIURI ONLINE)

 

●地下鉄サリン、緊迫の73分・交信テープ公開(3)(YOMIURI ONLINE)

 

 

 

 今回、警視庁が公開した録音テープは73分30秒に及ぶ。警視庁は通常、警察無線で行われた通信を1年間保存し、その後は消去しているが、「地下鉄サリン事件」発生時の録音は偶然にもカセットテープで保存されていたものが同庁内から発見されたという。

 

 無線通信は電波法第59条により「何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、特定の相手方に対して行われる無線通信(電気通信事業法第4条第1項又は第164条第2項の通信であるものを除く。第109条並びに第109条の2第2項及び第3項において同じ)を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない」と定められ、受信した者がその内容を漏らしたり、録音した音源を公開することはできない(法律自体に“時効”の規定はない)。

 つまり警察無線を公開できるのは、通信の当事者である警察庁や警察本部(東京の場合は警視庁)だけということになるが、これまで大事件発生時の録音が公開されるケースは稀で、その意味からも今回の音源公開は貴重である。しかも1995年当時の警察無線は「デジタル化」が進行しており、警視庁の基幹系については完全に“聞こえない”状態となっていたことから、当時この通信を傍受できた一般人は皆無だろう。
 報道関係者向けに公開されたテープは、各報道機関が適宜編集を行ってニュースとして紹介している。そのため現時点では73分30秒のすべてを聞くことができない。ここではTBS(JNN)とフジテレビ(FNN)が報じた動画をYouTubeから紹介しよう。

 

 

●地下鉄サリン事件、警察無線73分30秒の交信記録 (JNN)

 

 

 

●地下鉄サリン事件から20年へ 73分30秒にわたる警察無線公開(15/01/14) (FNN)

 

 

 ●関連リンク:
・地下鉄サリン事件(ウィキペディア)
・緊迫73分 地下鉄サリン事件、無線記録を公開(朝日新聞デジタル:サイト内で午前8時21分から約20分間の録音をほぼノーカットで公開中)

 

 

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