八重洲無線株式会社は3月20日、新製品のHF~430MHz帯オールモードトランシーバー、FT-991シリーズの新ファームウェアとして、メインファームウェアのVer.1.13とDSPファームウェアのVer.1.02をリリースした。CWモード時のAPF(Audio Peak Filter)の効果をさらに高める改善などを行ったという。いずれも同社Webサイトからダウンロード可能。
2015年2月中旬に出荷が始まったFT-991シリーズ。2月27日に初となるファームウェアのアップデートが行われたが、その後は3月7日、3月20日と2週連続で新バージョンが公開されている。
★3月20日に公開されたFT-991シリーズの新ファームウェア:
・FT-991用 メインファームウエア
書込ツール YFSW021 Ver.0.01 & ファームウエア Ver.1.13 YFSW021_V0113.zip
・FT-991用 DSPファームウエア
書込ツール FW-DSP Ver.1.00 & ファームウエア Ver.1.02 FW-DSP_V0102.zip
おもな変更点:
(1) CWモードで使用できるAPF(Audio Peak Filter)の効果をさらに高めました
(2) その他、機能の改善および最適化を行いました
なお、アップデートには市販のUSBケーブルが必要(RS-232Cでのアップデートには非対応)。無線機とパソコンをUSBケーブルで接続する前に、あらかじめ、使用するパソコンに「仮想COMポートドライバー」(Webサイトで公開中)をインストールしておく必要がある。
アップデート作業を行う際は事前にマニュアル等で手順を確認のこと。ダウンロードは下記関連リンクより。
●関連リンク:FT-991 各種ファイルのダウンロード(八重洲無線)
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