一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は3月31日、機関誌「JARL NEWS」2015年春号において、「開局用紙」「変更用紙」「JARLバッジ」の価格を改定することを発表した。平均の値上げ率は41.1%。開局、変更用紙は「電子申請の普及による発行部数減少に伴うコスト増」、JARLバッジは「製作費高騰」を理由にしている。
「JARL NEWS」2015年春号に掲載された「販売品の価格改定のお知らせ」は次のように記載されている。
『このたび、「開局用紙」「変更用紙」の改訂と電子申請の普及による発行部数減少に伴うコスト増、「JARLバッジ」の製作費の高騰のため、誠に恐縮ですが、これらの販売品の価格を改定させていただくことになりました。なにとぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。なお、従来の申請用紙もこれまでどおり使用できます』
発表された新価格(税込み)、改定前の価格(税込み)、値上げ率は次のようになる。
「アマチュア局個人・社団用開局用紙」
新価格1,026円(旧価格864円、値上げ率18.7%)
「アマチュア局変更用紙一式」
新価格1,188円(旧価格864円、値上げ率37.5%)
「JARLバッジ」
新価格864円(旧価格514円、値上げ率68.0%)
4月1日午前7時現在、JARL Webの販売品コーナーではいずれの販売品も「旧価格」で案内されている。また申請書類の販売委託先である「楽天ブックス」のサイトでは、商品を旧価格でカートに入れ、購入手続きを行うことができる状態にある。
なお、今回改訂された「開局用紙」「変更用紙」から、保証(保証認定)の申し込み書類がJARD宛てのものとなり、TSS株式会社宛ての保証申し込み書類は添付されなくなった。
●関連リンク:
・JARL販売品のご案内(JARL Web)
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