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<世界の島々とより多くQSOを競う>オナーロールなど、「IOTA(Island On The Air)」2015年スコアー発表!

DXの世界では米国のアマチュア無線連盟(ARRL)が、1937年に制定した「DXCC(DX Century Club)」の存在が有名だが、一方で英国のアマチュア無線連盟(RSGB)が制定した「IOTA(Island On The Air)」を追いかけるDXerも少なくない。IOTAとは直訳すると「島からオンエアー」。すなわち、地球上には1200以上あると言われ、島1つずつにルールに則ったナンバーが振られ、より多くの局とQSOを行うというもの。DXCCの場合、日本は小笠原諸島、南鳥島、それ以外の計3エンティティーだが、IOTAだと日本は、本州、北海道、四国、九州、奄美大島、沖縄、壱岐、伊豆諸島などさまざまな島がカウントされ20以上になる。今回、RSGBから全世界のアマチュア無線局におけるIOTAの2015年スコアーが発表された。

 

 

 

英国アマチュア無線連盟(RSGB)の「IOTA Programme Information」

英国アマチュア無線連盟(RSGB)の「IOTA Programme Information」

 

 

 

 一般社団法人 日本アマチュア無線(JARL)のWebサイトには「IOTA(Island On The Air)【発行】RSGB 【申請】RSGB。国内チェックポイントあり。RSGB(イギリスのアマチュア無線連盟)が発行するアワードで、RSGBのIOTA委員会が定めた世界100島以上のアマチュア局と交信してQSLを得ます。申請先は、RSGBのIOTA委員会の当該Checkpointですが、日本国内では1998年からチェックポイントが任命されたため申請しやすくなりました。取得したQSLカードの提出が必須。DXCCでは、日本は小笠原諸島、南鳥島、それ以外の計3カントリーだけですが、IOTAにおいては、本州、北海道、四国、九州、奄美大島、沖縄、壱岐、伊豆諸島、などさまざまな島がカウントでき日本だけで20以上になります」と説明がある。

 伝搬の関係で島々の多いインドネシア(YB)の局が、IOTAのサービス運用を行っているいる信号をよく聞くが、ヨーロッパを中心にDXCCと並んで、IOTAは人気のアワードの1つになっている。

 

 

 今回、全世界のアマチュア無線局における、IOTAの2015年スコアーが発表された。

 JA局のオーナーロールトップは、79位に1060ポイントで「JE1DXC」のコールサインが確認できる。続いて、102位に1043ポイントで「JF1SEK」、109位に1037ポイントで「JA1QXY」と続く。

 

 以下のカテゴリーに分かれて発表が行われている。下記の関連リンクからPDFデータで入手可能だ。

 

 

・オナーロール 2015

 

・アニュアルリスティング 2015

 

・UHF/VHFリスティング 2015

 

・クラブ局リスティング 2015

 

・SWLリスティング 2015

 

・The Golden List of Silent Keys (2014)

 

 

 

 

今回発表があった「IOTA 2015スコアー」。PDFデータで入手できる

今回発表があった「IOTA 2015スコアー」。PDFデータで入手できる

 

 

 

 

●関連リンク:

・2015年スコアー/IOTA Programme Information(RSGB)

・IOTA CP JAホームページ

・IOTAとは何ですか?(PDF形式)

・IOTAアワード

・世界のアワード紹介(JARL Web)

 

 

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