「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られる第一電波工業株式会社は4月27日、製品価格を2015年6月1日から改定することをWebサイトで発表した。長引く円安と原材料の高騰が理由。アンテナ関連メーカーは今年に入ってから価格改定が相次ぎ、同社で4例目となる。一部製品については6月1日以降も現在の価格で据え置かれる。
第一電波工業がWebサイトで発表した「価格改定のお知らせ」は次の通り。
製品価格改定のお知らせ
平素は、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、長引く円安・使用する各種原材料の高騰を受け、弊社におきましても諸経費の削減をはじめとした企業努力により価格の維持につとめてまいりましたが、製品の価格を維持することが非常に厳しい状況となっております。
つきましては誠に不本意ではございますが、平成27年6月1日より製品価格を改定させていただくことになりました。
弊社といたしましては、これを機に更なる品質維持と商品開発に努めていく所存でございます。
商品をご愛顧いただいております皆様には諸事情をご理解の上、今後とも弊社製品をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
価格の改定幅は商品によってまちまちで、数パーセントから10パーセント程度のものが中心になる。また、直流安定化電源やDC-DCコンバータ-、ハンディ用アンテナなどの多くや、人気のスクリュードライバーアンテナ「SD330」とコントロールボックスの「SDC1」、モータードライブV型ダイポールの「HFV330」、新製品の貼り付け型モービルアンテナ「AERO WINシリーズ」、一部のモービルホイップアンテナも価格据え置きとなる模様だ。
なお改定後の価格の一部は、岐阜県のアマチュア無線ショップ、CQオームのブログで紹介されている。
●関連リンク:
・TOPICS 製品価格改定のお知らせ(第一電波工業)
・ついに、第一電波工業商品も、6/1にほとんどが値上げ! 買うなら5月中に!(CQオーム ブログ)
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