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【追記あり】<毎週月曜日19時から55分間>千葉県のラジオ成田、4月からアマチュア無線の新番組「CQ Communication」を放送中!!

千葉県成田市に昨年末開局したコミュニティFM局、「ラジオ成田」(国際ラジオ放送株式会社、JOZZ3BZ-FM、83.7MHz/出力3W)が、2015年4月6日から毎週月曜日の夜にアマチュア無線の魅力を発信する番組「CQ Communication」をスタートさせた。パーソナリティは同局の技術局長を務めるJA1AKR・長谷部光一氏。同局のVoice CREWのゆなさんがアシスタントを務める。オンデマンド配信の計画はないが、放送時刻にJCBAサイマルラジオなどを通じて全国で聴取できる。

 

 

ラジオ成田の「CQ Communication」新番組案内資料より

ラジオ成田の「CQ Communication」新番組案内資料より

 

 

 現在、アマチュア無線のラジオ番組は、FM西東京(東京都西東京市)の「QRL」、FMぱるるん(茨城県水戸市)の「ハムのラジオ」「CQ ham for girls」の3番組が毎週放送され、今回始まったラジオ成田の「CQ Communication」が4番組目となる。

 

 同番組はアマチュア無線を知らない一般リスナーに向けた内容だ。4月27日(月)の放送を例に取ると、「アマチュア無線をテーマにした映画いろいろ」「無線従事者資格とは」「4アマ資格の取り方(国家試験編/講習会編)」「3アマになるには」「1・2アマになるには」「さらにその上のプロ資格とは?」といった話題を、“局長”と呼ばれる長谷部氏が、23歳のゆなさんにわかりやすく説明。その合間に松任谷由実の歌を1曲ずつかけるという方法で、「サーフ天国、スキー天国」「あの日にかえりたい」「中央フリーウェイ」「ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」「ルージュの伝言」「卒業写真」の7曲が流れた。

 

 ラジオ成田の技術局長である長谷部氏はJA1AKRのコールサインを持つアクティブなアマチュア無線家で、QCQ企画が行う3・4アマ養成課程講習会の講師も務めていることから、無線に関する説明は的確で初心者にもわかりやすいものだった。また番組冒頭で流れるジングルのモールス符号(同局のコールサイン、JOZZ3BZ-FM)も長谷部氏が打ったものだという。

 

 同局の番組宣伝資料によると、「CQ Communication」は次のようなコンセプトだ。

 


 

 東日本大震災の際、多くのアマチュア無線家が被災情報及び避難所情報などを伝達して人命救助・安全確保に大いに貢献しました。

 このようなことから、災害時における情報伝達手段の一つとして、ボランティア活動による情報伝達手段の有効性が認識されるとともに、その 受け入れ態勢を整備することが重要となっています。

 一方で、携帯電話やインターネットが爆発的に普及した現在、アマチュア無線という存在自体を知らない方の方が多いのではないでしょうか?

 アマチュア無線って何?楽しいの? そんな疑問にお答えするのがこの番組です。FMとAMの違いも分からない、電波初心者のVoice Crewがラジオ成田の技術局長「長谷部光一」のレクチャーを受け、アマチュア無線4級取得に向けて奮闘! 彼女の成長していく姿を通しながら、アマチュア無線の魅力 を発信していきます。

 


 

 残念ながら、現在のところ同番組のWebサイトは未開設で、放送後の番組のオンデマンド公開やポッドキャスト配信も行われていない。番組を聞くためには放送時刻(毎週月曜日の19:00~19:55)に成田市近郊で放送波(83.7MHz)を受信するか、同時刻にインターネットの「JCBAサイマルラジオ」で配信されるものを聞く必要がある。またスマートフォンの場合はアプリ「TuneIn Radio」の利用が推奨されている。

 

 ちょうど次回放送の5月4日(月)は祝日でもあるので、この機会に1度JCBAサイマルラジオでワッチしてみてはいかがだろうか。番組では、リスナーやアマチュア無線家からのメッセージやリクエスト曲をメール( CQ@narita.fm )で募集している。

 なおhamlife.jpでは今後、ラジオ成田の局舎訪問と同番組の詳しい紹介を計画中だ。

 

【追記 5月4日】
ラジオ成田の番組制作担当者から、下記のコメントが寄せられたので紹介しよう。

◆「CQ Communication」が開始となった経緯
 ラジオ成田は「見せるラジオ」として、本社スタジオの他に、成田市内にサテライトスタジオが設置されています。現在のところ、成田ゆめ牧場内、成田空港第1ターミナル内、イオンモール成田内の3か所となっております。
 コミュニティFM放送局の運営目的の中にさまざまな地域貢献の推進がありますが、サテライトスタジオを今後も増設し、当社としては、地域社会との双方向の番組放送を目指しております。
 その一環として、「CQ-COMMUNICATION」も開局当初から立案されておりました。アマチュア無線バンドを利用し放送やイベントとは違った、地域社会とのコミュニケーションチャネルの構築を目的としております。
 番組では今後「ラジオ成田 HAMクラブ」設立に向けて動き始めます。

◆番組のホームページの開設予定
 先日ご紹介した仮WEBページの内容で近日中にアップします。

◆放送後の番組(音源)のオンデマンド公開について
 当社の制作手法としてトーク枠にもBGMが引かれております。番組アーカイブの予定は基本的に考えておりません。

 

 

 

●関連リンク:
・新番組のご紹介(ラジオ成田)
・ラジオ成田
・JCBAサイマルラジオ(ラジオ成田)

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