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<7月1日からついにスタート、合格率は“90%以上”を目指す>JARD、「2アマ養成課程eラーニング開講式典」を開催

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は7月1日、同日から開始となる「eラーニング方式」による第二級アマチュア無線技士(2アマ)養成課程講習会の開講を記念した、「2アマeラーニング開講式典」を東京・巣鴨の同協会本部で開催した。午前11時に関係者が見守る中、eラーニング養成課程システムのスタートボタンが押され、全国50名の7月期受講者へ向けた講習プログラムが稼働した。

 

 

午前11時00分、eラーニング養成課程システムのスタートボタンが押された

午前11時00分、eラーニング養成課程システムのスタートボタンが押された

 

 2アマの養成課程講習会は平成26年に総務省が2度のパブリックコメントを募集、その結果や審議会の答申を踏まえて無線従事者規則等の改正が行われ、平成27年4月から法的に実施が可能になったもの。

 JARDはこのeラーニングをメインとした2アマ養成課程に参入することを早くから表明し準備を続けてきた。今回開講されたのは3アマ有資格者を対象とした短縮コース(講習時間46時間、受講料49,750円)で、募集定員50名のところに307名もの応募があり、抽選で受講者が決定されたという。

 この日は東京・巣鴨のJARD本部に同協会をはじめJARL、JAIA、日本無線協会など関係者が集合。午前11時00分にJARD会長らがeラーニングシステムのスタートボタンを押すセレモニーのほか、2アマ養成課程に従事する講師や管理者への辞令交付などが行われた。

 

関係者が集合し、午前11時のスタートに向けてカウントダウンするタイマーを見守る

関係者が集合し、午前11時のスタートに向けてカウントダウンするタイマーを見守る

 

講師や管理者など、2アマ養成課程に従事する管理者や講師に辞令を交付

講師や管理者など、2アマ養成課程に従事する関係者に辞令を交付

 JARDのeラーニング方式による2アマ養成課程(短縮コース)は、7/10/1/4月の四半期ごとに受講者を募集して実施される。講習期間は標準3か月(最長6か月)で、この期間内に受講を完了し、全国130か所にある試験センターで修了試験を受け、合格する必要がある(2回まで受験可能)。JARDは「合格率90%以上を目指す」と述べている。

 

システムスタート後は、学習画面などの詳しい説明が行われた

システムスタート後は、学習画面などの詳しい説明が行われた

 

理解度確認のために出題される演習問題の例

理解度確認のために出題される演習問題の例

 さらにJARDは、従来の「集合形式」による講習会の開催も計画中で、平成27年度は東京地区で2回、平成28年度はさらに大阪や名古屋などでの開催も検討していくという。また将来は3アマや4アマの養成課程にもeラーニングシステムの補完的導入を目指す予定だ。

 

 

●関連リンク:
・2アマeラーニングを開講しました(JARD)
・JARDホームページ

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