米国では160mバンドとして1800~2000kHzの200kHz幅がアマチュア無線に割り当てられているが、2015年8月6日から1900~2000kHzの100kHz幅についてアマチュア無線を「一次業務」に格上げすることが決まり、7月7日にFCC(連邦通信委員会)から正式に告知された。
従来「二次業務(Secondary)」となっていた1900~2000kHzの100kHz幅が、WRC会議による決定を受けて2015年8月6日から「一次業務(Primary)」へと格上げされる。なお同バンドのレーダーは二次業務となる。
ARRLのDavid Sumner氏(K1ZZ)は、「1900~2000kHzの一次業務がアマチュア無線になったことにより、我々が新しいレーダー配備により将来苦しむ可能性を減らした」と語っている。「一方で、我々はFCCで“規則正しくされた”この周波数帯のラジオブイは受け入れなければならない」と語っている。
なお、長波の135.7~137.8kHzは二次業務としてアマチュア無線に割り当てになるが、サービスルールが決定されるまでは使用することはできない。
(ARRLニュース 7月7日 ※許可を得て抄訳転載/(C)ARRL )
●関連リンク:Amateur Radio Becomes Primary on 1900-2000kHz on August 6(ARRL NEWS)
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