八重洲無線は7月14日、HF~430MHz帯のオールモードコンパクト機、FT-991シリーズの新ファームウェア(メインファームウェア Ver.2.02ほか)を公開した。導入することにより、C4FMデジタルモードでWIRES-Xのノード局へアクセス可能となるほか、各種の機能改善や最適化が図られているという。
八重洲無線が今春発売を開始したHF~430MHz帯のオールモード機のFT-991シリーズは、C4FMデジタルモードも搭載しているが、これまで同モードを使用してWIRES-X(ワイヤーズエックス)のノード局アクセスは行えなかった。今回のファームアップでようやく対応可能となったもの。八重洲無線はWebサイトで次のように告知している、
★FT-991シリーズのファームウェア更新について
※主な変更点
(1)遠距離通信を高音質で楽しむことができるワイヤーズエックスに対応しました。
(2)その他、機能の改善および最適化を行いました。
・FT-991用 メインファームウエア ダウンロード
書込ツール YFSW021 Ver.0.01 & ファームウエア Ver.2.02
・FT-991用 DSPファームウエア ダウンロード
書込ツール FW-DSP Ver.1.00 & ファームウエア Ver.1.03
※その後、7月15日に Ver.1.04へ再アップデート
・FT-991用 TFTファームウエア ダウンロード
書込ツール TFW Ver.1.01 & ファームウエア Ver.2.01
なお、アップデートには市販のUSBケーブルが必要(RS-232Cでのアップデートには非対応)。無線機とパソコンをUSBケーブルで接続する前に、あらかじめ、使用するパソコンに「仮想COMポートドライバー」(Webサイトで公開中)をインストールしておく必要がある。
アップデート作業を行う際は事前にマニュアル等で手順を確認のこと。ダウンロードは下記関連リンクより。
●関連リンク:FT-991シリーズ アップデートファームウェア ダウンロード(八重洲無線)
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