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<ライセンスフリー無線、秋の交信イベント!>9月19日(土)から3日間、「秋の一斉オンエアディ(通称「秋オン」)」開催

「ライセンスフリー無線」は文字通り、特別な資格が必要なくてもトランシーバー片手に誰でも無線交信が楽しめるという無線ジャンル。そんな“フリラー(愛好家)”たちが行う一斉交信イベント「秋の一斉オンエアディ(通称「秋オン」)」が、9月19日(土)21時から3日間開催される。合法CB無線(市民ラジオ)をはじめ、特定小電力無線、デジタル簡易無線登録局、まもなく廃止のパーソナル無線などを使い、思い思いの場所に移動し、普段は繋がりにくい地域との交信を楽しむという全国規模の祭典だ。

 

 

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昨年の「秋オン」の様子。さまざまなライセンスフリー無線で交信を楽しもう!

 

 

 毎年、7月の最終日曜日の前日(土曜日)21時から開催される夏の「Summer Vacation」とともに、ライセンスフリー無線のファン、“フリラー”たちが楽しみにしている一斉交信イベントが、9月の敬老の日の直前に開催される「秋の一斉オンエアディ(通称「秋オン」)」だ。2015年は9月19日(土)21時から21日(月)15時まで行われる。

 

「秋の一斉オンエアディ」はEスポシーズンも一段落し、グランドウェーブによる交信がメイン。見通し距離や山岳解析で、いかに遠くと交信するかが楽しめる。一方、夏の「Summer Vacation」では、27MHz帯に割り当てられた「合法CB無線(市民ラジオ)」を中心に、Eスポによる遠距離交信が楽しめるというわけだ。

 

「秋オン」はこれまで、2日間の開催だったが、今年は実質5連休のシルバーウィークということもあって、トライアル的に9月19日(土)から開催となった。

 

 それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。27MHz帯の合法CB無線(市民ラジオ)では、3ch(27.040MHz)/6ch(27.112MHz)/8ch(27.144MHz)の使用頻度が高い。コンディション的にはグランドウェーブが中心と予想されるが、この時期でもEスポ交信ができることもある。

 

「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定して移動する方式だ。日本海ダクト、太平洋ダクトといった異常伝搬にも期待したい。

 

 今年11月30日で廃止が決定されている「パーソナル無線」は、郡番号「27144」または「00000」を設定して行う。最後の交信チャンスかもしれないので、免許が有効な無線機を持っているファンは積極的に交信したいところだ。

 

 

 

●「秋の一斉オンエアディ(通称「秋オン」)」実施要綱

 

■開催日時

2015年9月19日(土)21:00~9月21日(月)15:00
※今年はトライアル的に9月19日(土)から3日間の開催

 

 ■運用するバンド

・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル簡易無線登録局
・パーソナル無線

 

■集中呼び出しタイム

・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分

 

 

 

 

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ロケーションのよい場所から泊まりがけでオンエアーする“フリラ-”も多い

 

 

 

●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
・パーソナル無線(ウィキペディア)

 

 

 

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