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<役員の「75歳定年制」「重任制限」の改正も審議>JARL、第25回理事会報告を会員専用ページに掲載

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、さる11月28~29日に開催した第25回理事会の報告をWebサイトの会員専用ページで公開した。この理事会では平成28・29年度の理事・監事の定数と推薦理事の人数や、平成28年地方本部費の配分、現在の「役員の就任年齢(75歳未満)」と「重任制限(連続4期8年まで)」に関する覚書事項の改正についてなどが議題として討議された。同理事会報告の閲覧はJARL会員のみで、コールサインと登録したパスワードが必要となる。

 

 

 JARL Webの会員専用ページに掲載された「第25回理事会報告」によると、平成28・29年度の理事・監事の定数は、理事が17人、監事が2人で、うち推薦理事は2人、推薦監事を2人とすることで全会一致したという。またJARLコンテスト委員会からの答申で、6m AND DOWNコンテスト電話部門に「D-STAR種目」を作るための規約改正を行うことと、登録クラブの年間総合順位で高校(高専を除く)1位を表彰するための規約改正が承認された。

 

 さらに、一般社団法人となったJARLに「覚書事項」として存在する、「役員の就任年齢(選挙のある年の2月7日現在で満75歳未満でなくては立候補できない)」と、「重任制限(役員の重任は連続4期8年まで。一旦役員でなくなった者が再度役員に就任した場合は改めて4期8年まで務められる)」の改正についても討議された。

 

 前会長のJA5MG 稲毛氏は、この「就任年齢制限」のため2期目の立候補ができなかった。さらに現会長のJA7AIW 山之内氏も、今任期中に75歳の誕生日を迎えたことから、現在の覚書の下では、来年予定されている理事候補者選挙への立候補ができない状態である(すなわち、来年もJARL会長が別の人物に交代することになる)。

 

 出席者からは「過去にあったような長期間の体制が復活する恐れがあり反対」「突然覚書事項の改正が出されることに違和感。手順を踏んで検討すべき」「年齢で一律に権利を制限するのはおかしい」「広く意見を聞くべき」などの発言があり、長時間討議の結果、継続審議として、委員会を作り提案していくことになったという。

 

 理事会報告の詳細は、下記関連リンクのJARL会員専用ページ(要ID、パスワード)からPDF形式で閲覧が可能だ。

 

 

●関連リンク:JARL理事会報告(JARL Web 会員専用ページ)

 

 

 

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