今年もクリスマスがやってきた。海外から無線に関連したクリスマスとサンタクロースの話題を3つ紹介しよう。
★NORADが恒例の「サンタクロース追跡サイト」をオープン
NORAD(North American Air Defense System:北アメリカ航空宇宙防衛司令部)は、クリスマス・イブに合わせて恒例の「サンタクロース追跡サイト」を開設した。1998年から毎年クリスマス・イブに、サンタクロースの出発をレーダーで確認したり、そりの航跡を偵察衛星や戦闘機などで追跡、アメリカの領域内にいるサンタを追いかけるという企画を行っている。追跡開始は日本時間で12月24日(木)16時から。サイト閲覧は日本語も選択可能。
http://www.noradsanta.org/
★サンタクロースの国から特別局「OF9X」「OH9SCL」がオンエアー
サンタクロースとトナカイの故郷であると考えられているフィンランドのラップランドから、OF9X(Old Father 9 Xmas)が、12月10日(木)から28日(月)までQRVを行う。またサンタクロースランドから「OH9SCL(Santa Claus Land)」もQRVする計画だ。
http://www.qrz.com/db/OF9X
★世界遺産「SAQ」が世界に向け、クリスマスメッセージを長波で送信
ユネスコの世界遺産に登録されているスウェーデンの「グリムトン長波海岸局」、通称「ヴァールベリの無線局」から、毎年お馴染みとなっているクリスマス・イブの記念運用が予定されている。12月24日(木)日本時間の午後5時から長波17.2kHz、最大出力200kWのCWで、コールサイン「SAQ」とクリスマスのメッセージが電信で送信される。
受信報告は電子メールまたは郵送で受け付ける。なお今年は、無線室が改装中のため、アマチュア無線局のSK6SAQは運用されない見通しだ。
http://alexander.n.se/
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