2016年2月6日の未明に発生した、台湾南部の高雄市を震源とするマグニチュード6.4の大地震で、同市内の複数のビルが倒壊するなど、7日午後現在で24人が死亡し500人以上のけが人が出ている。そのため、台湾のアマチュア無線連盟であるCTARL(Chinese Taipei Amateur Radio League)は、HF帯の7.060MHz、7.050MHz、3.560MHzを非常通信に使用するため、同周波数をクリアにして欲しいと呼びかけている。IARU第3地域非常通信委員会議長のVK3PC ジム・リントン氏が伝えた。
日本からの7MHz帯、3.5MHz帯の信号は時間帯によっては台湾へ強力に届く。現地の非常通信の妨げにならぬよう、7.060MHz、7.050MHz、3.560MHzおよびその周辺はクリアにすることを心掛けたい(7.060MHz±5kHzで非常通信を行っているとの情報もある)。
●関連リンク:
・Earthquake in Taiwan(Southgate Amateur Radio News)
・台湾南部地震に伴う非常通信の可能性に関して(JO1EUJ 髙橋氏のブログ)
・CTARL
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