技適マークシール（技術基準適合証明取得機種）が貼られたソニー製の合法CB無線（市民ラジオ）ハンディトランシーバー「ICB-87H」が、なんと12台まとめてヤフオクに出品され、ライセンスフリー無線愛好家、通称「フリラ－」たちの間で話題になっている。
ヤフオクに「SONY ICB-87H 500m W8ch CB無線機 トランシーバー 12台まとめて」として出品（ヤフオクの画面から）
【追記】4月5日（火）
オークションは終了間際に壮絶な応札バトルが勃発！ 当初は4月5日（火）午前0時12分に終了予定だったが、結局15分後の午前0時27分に落札価格「43,500円」で終了した。
午前0時5分まで31,500円で推移していた価格が徐々につり上がっていき、0時9分から一気に39,000円に、そして0時21分には4万円の大台を越えた。
落札金額43,500円を12台で割ると、1台当り「3,625円」になる。
オークション終了間際に壮絶な応札バトルが勃発し、結局当初の予定していた終了より15分遅れて午前0時27分に「43,500円」で落札となった（ヤフオクの画面から）
当初は31,500円で推移していたが、午前0時9分から一気に39,000円に跳ね上がり、午前0時21分には4万円を突破！
27MHz帯に8チェンネルが割り当てられている「合法CB無線（市民ラジオ）」。特別な資格もいらず電波を出すことができ、Eスポやスキャッターなで遠距離交信も可能なことから、フリラ－たちの間でも人気の高い無線ジャンルである。しかし、現在は合法CB無線機は市販されておらず、無線機を入手するには知人を介したり、ヤフオクといったオークションサイトを利用しなければならない。
今回、ヤフオクに出品されているのは、当時各メーカーから発売されていた合法CB無線機の中でも、性能に定評のあるソニー製のトランシーバーだ。ハンディ機の「ICB-87H」は、ヘリカルアンテナを採用しているため、アンテナサイズがコンパクトなタイプ。アンテナが長く伸ばせないことから、受信感度がイマイチだというフリラ－もいるが、出品されている画像を見る限り程度も良さそう。
12台も「ICB-87H」が並べられると壮観の一言！（ヤフオクの画面から）
その「ICB-87H」が、何と驚きの12台まとめて出品されている。無線機には「矢崎小学校」という手書きのシールが貼られているので、連絡用として使用されていたと推測できる。ソフトカバーも付いている。
これから夏のEスポシーズン！ まとめ買いして仲間同士で分け合えば、安価に「ICB-87H」が手に入るチャンスかもしれない!?
技適マークシール（技術基準適合証明取得機種）が貼られているが、旧技術基準の機器は、技適マークがあっても2022年12月1日以降は使用できなくなる（ヤフオクの画面から）
●関連リンク：
・SONY ICB-87H 500m W8ch CB無線機 トランシーバー 12台まとめて（ヤフオク）
・総務省 電波の利用ルールのページへようこそ
・総務省 技適マーク、無線機の購入・使用に関すること
・技適マーク（ウィキペディア）
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