パーツ類、ジャンクから電化製品までなんでも揃うことで有名な電気街、東京・秋葉原。いまではAKB48をはじめ、アニメやゲーム、フィギュアなど若者カルチャーの街として人気だが、そんな秋葉原に“大人がゆっくり、落ちつける空間”をコンセプトに誕生したのが、7月22日(金)にオープンした計測器バー「Gauge(ゲージ)」だ。創立65年、計測機器を販売する老舗「東洋計測器株式会社」が手がけた同店には、ヴィンテージ計測器を眺めながら旨いお酒と音楽が楽しめる空間が広がっていた。

店内にはヴィンテージ物の測定器がずら~り
今回オープンした計測器バー「Gauge(ゲージ)」は、JR秋葉原駅「電気街口」から300m、徒歩5分ほどの場所にある。東洋計測器が運営する「計測器ランド」を目印に、その隣りの計測機ランドビル1Fに店舗を構える。
店内には、米国ウェスタン・エレクトリック社のテスター、「YEW」のマークで知られる横河電機株式会社(Yokogawa Electric Works)の製品をはじめ、懐かしい、そしていまとなっては貴重な回路計、照度計、信号発生器、オシロスコープなど存在感十分なヴィンテージ計測器が50台ほど鎮座している。
いまとなっては貴重で懐かしい測定器が、店内のいたるところに置かれている
店内はにはカウンター席のほか、テーブル席もあり、いたるところに測定器が置かれている。カウンター奥の両側には1本50万円もするスピーカーを設置。旨いお酒を飲みながら、素敵な音楽が楽しめる。そして、つまみはヴィンテージ測定器だ。
東洋計測器の八巻社長は、「大人がくつろげる空間を実現しました。40種以上のお酒をそろえ、料理は和食を中心に創作料理を提供していきます。カウンターやテーブルをはじめ、店内はぬくもりを感じられるように工夫を凝らしました。ヴィンテージ計測器も不定期ながら、入れ替えをして新しい“おつまみ”をお出ししていきたいですね」と語ってくれた。

計測器バー「Gauge」を手がけた東洋計測器の八巻社長

つまみのヴィンテージ測定器を眺めながら旨い酒と料理が進む
1本50万円するというスピーカーがカウンターの左右に鎮座

右が東洋計測器が運営する「計測器ランド」。その左隣りのビル1階に計測器バー「Gauge」がオープンした

JR総武線の高架下(ロケットアマチュア無線本館の裏)に面した道路にも入り口がある

JR秋葉原駅「電気街口」から300m、徒歩5分ほどの場所にオープン
店名:Gauge(ゲージ)
住所:東京都千代田区外神田1-3-12 計測機ランドビル1F
電話番号:03-3255-8060
営業時間:17:30~23:00
予算:6,000円/1人
定員:25~26人
定休日:日祝
●関連リンク:東洋計測器株式会社(計測器ランド)
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