八重洲無線株式会社は「ハムフェア2016」開催直前に発表した、リアルタイムスペクトラムスコープ搭載のHF~430MHz帯オールモード機「FT-991A」をハムフェア2016会場で初展示する。さらに標準価格74,800円(税別)という最高級リファレンスマイクロフォンの「M-1」も初お披露目される予定だ。
同社が発表したFT-991Aシリーズの特長と、会場で配布されるカタログを抜粋で紹介しよう。
★FT-991Aの特長
・FT-991がさらに進化しFT-991Aとなります。
・新たにリアルタイムスぺクトラムスコープを搭載し、このサイズでHF~440MHzをオールマイティにカバーしました。
・受信音が止まることなく、瞬時にバンドコンデションが把握できます。
・お好みの配色に合わせてカラー表示の選択が可能になり、今まで以上にスコープ画面が見やすくなりました。
・マルチカラーウォーターフォールに対応し、ウォーターフォールの画面の色は7種類のカラー表示から選択することが可能になりました。
・C4FMデジタル、WIRES-Xアクセス機能、AMS機能、その他の卓越した機能はFT-991のままです。
なお同社によると、FT-991シリーズをFT-991Aと同等のリアルタイムスペクトラムスコープにするための有償改造サービス(内部の基板交換など、大がかりな改修が必要)を、FT-991ユーザーからの要望が多いため、9月下旬から実施するという。
★最高級リファレンスマイクロフォン「M-1」
さらに八重洲無線は初お披露目となる、最高級リファレンスマイクロフォンの「M-1」の展示を行う。
M-1の特徴は次のとおり。
・ダイナミックマイクとコンデンサーマイク搭載、革新のデュアルエレメントデザイン
・2つのマイクエレメントとそれぞれ独立した、9分割グラフィックイコライザーを装備
・トレブルブーストカウリング(高域強調カウリング)で独特な音質を表現
・心地よい操作感を生み出すエアーシリンダーマグネット機構の無接点PTTキー
・細部にまでこだわった本物への追及
・マイクベースは共振を抑えた大型アルミダイキャスト製
・リアルタイムで音質チェックができるヘッドホン端子を装備
・大型送信LEDを搭載
・電子タッチ式PTTロックキー
・視認性に優れたARコーティング大型液晶画面
・独立した低域周波数カット用フィルターを搭載
・周波数補正用途に最適な録音再生機能
・キャノンコネクタ出力端子を装備
・YAESU 60th Anniversary 特別限定バージョンを用意(限定60台)
なお、M-1の標準価格は74,800円(税別)で、発売開始は9月を予定している。
●関連リンク:八重洲無線
●いったん広告です: