ベネズエラのアマチュア無線連盟のSantiago de Leon de Caracas Groupは、8月31日出発でカリブ海にある同国領の「アベス島(Aves Island)」からのDXペディションを計画していたが、直前で延期が決定した。新しい日程は発表されていない。
アベス島はカリブ海のリーワード諸島の西に位置し、全長約1200フィート(365.76m)、幅約150フィート(45.72m)の小島だ。現在はベネズエラ軍の管理下にあり、一般人の上陸は厳しく制限されている。同島から行われたアマチュア無線の運用は2007年2月のYW0DXが最後で、現在CLUB LOGによるmost-wanted DXCCエンティティーでは17位で、世界的に要求度が高くなっている。
今回のDXペディションは、2016年のベネズエラ海軍記念日に合わせて計画され、8月31日に同国を出発し、最高で10日間の運用をする計画が整い、コールサイン「YX0V」も決定していた。しかし8月24日にベネズエラ海軍によって「(DXペディションのための上陸は)追って通知があるまで保留」と通告されたと発表した。(ARRLニュース 8月26日 ※許可を得て抄訳転載/(C)ARRL )
●関連リンク:Aves Island YX0V DXpedition Put on Hold(ARRL NEWS)
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