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<過去1週間の番組がいつでも聴取でき、SNSでシェアも可能>radiko.jp(ラジコ)、10月11日から無料の「タイムフリー聴取機能」の実証実験を開始!!

日本の民放ラジオ局と放送大学、合計81局のラジオ放送がインターネットでリアルタイムで聴取できるIPサイマルラジオ「radiko.jp(ラジコ)」が、2016年10月11日(火)から「タイムフリー聴取機能」の実証実験を始めることになった。同機能は過去1週間に限り、いつでも後から番組の聴取を可能にするもの。さらに番組聴取画面に設置されるボタンを押すことで、お気に入りの番組をソーシャルメディア(SNS)を通じてお知らせ・共有が可能な「シェアラジオ」も開始するという。

 

 

radiko.jpの告知より

radiko.jpの告知より

 

 

 IPサイマルラジオの「radiko.jp(ラジコ)」は、「難聴取エリアの解消」「ラジオの聴取機会の拡大」「若年層の掘り起こし」など、ラジオのメディア価値向上を目的として、一般社団法人日本民間放送連盟(民放連)が2010年3月15日から実用化試験配信を開始、同年12月1日に株式会社radikoを設立して本配信を開始したサービスだ。

 

 ラジオ受信機がなくても、パソコンやスマートフォンを使ってクリアな音声のラジオ放送がリアルタイムで楽しめることから人気を集め、現在は全国の民放ラジオ局と放送大学、合わせて80の放送事業者による83のラジオ局が配信を行い、月間ユニークユーザーが約1,200万人/月、デイリー平均ユニークユーザーが約100万人/日の利用者があるという。

 

 radiko.jpは登録手続きも不要ですぐにラジオ放送が聴取できる。しかし無料で聴取できるのは自分が現在いるエリア(都道府県など)をサービスエリアにしている局のみとなる。全国各地のラジオ放送をエリアに関係なく受信したい場合は月額350円(税別)で有料登録制の「radiko.jpプレミアム」があり、こちらは約30万人が利用している。電離層に影響されず昼間でも遠方の中波局がSINPO55555で聴取できるのはBCLファンにとっても興味深いだろう。

 

radiko.jpプレミアムは月額350円(税別)で全国の民放ラジオ局(中波、FM、短波)81局がリアルタイムで聞ける

radiko.jpプレミアムは月額350円(税別)で全国の民放ラジオ局(中波、FM、短波)83局がリアルタイムで聞ける

 

 これまでradiko.jp(プレミアムを含む)は、リアルタイムの番組配信のみを行ってきたが、2016年10月11日から、過去1週間に限っていつでも後から番組の聴取を可能にする「タイムフリー聴取機能」の実証実験を開始することになった。さらに番組聴取画面に設置されるボタンを押すことで、お気に入りの番組をSNSを通じて知人にお知らせや共有ができる「シェアラジオ」も開始するという。

 

 radiko.jpの発表した資料から抜粋で紹介する。

 


 

 このほど、株式会社radikoと一般社団法人日本民間放送連盟ラジオ委員会は、リスナー拡大によるラジオ業界発展を目指し、新たなラジオ番組の聴取スタイル『タイムフリー聴取機能』と新しい聴取文化『シェアラジオ』の実証実験を開始する運びとなりました。

 

(株)radikoは、さらなるラジオメディアの価値向上とラジオ番組コンテンツとの接触機会の拡大を目的に、過去1週間に限り、いつでも後から番組を聴取できる『タイムフリー聴取機能』を開発してまいりました。

 一方、民放連ラジオ委員会は、リスナーの拡大、特に若年層にラジオをアピールするにあたり、“一人で楽しむラジオ”から“友人と共有しながら楽しむ『シェアラジオ』”を提唱してまいりました。その実現には、『タイムフリー聴取機能』が不可欠なことから、両者はラジオ業界のさらなる発展を目指して、新機能の実現に向け力を合わせてまいりました。

 

 そして今回、これらの新しい機能を報道関係の皆さま方に発表、ご案内させていただく準備が整いました。ラジオ業界のメディア価値向上のための私どもの取り組みにつきまして、ご理解とご鞭撻を賜りますよう、引き続き宜しくお願い申し上げます。

 

 

■タイムフリー聴取機能

『タイムフリー聴取機能』は、(株)radikoが開発したラジコの新機能で、「ラジオ番組放送後、過去1週間に限り、いつでも後からお好みの番組を聴取できること。 時間の概念にとらわれることなく、 聴きたいラジオ番組をいつでも楽しむことができること」と定義しています。当機能は無料・非登録制です。これまでラジオに馴染みのないラジオノンリスナーを獲得することを目的のひとつとしているため、誰にでもすぐに使えることを最優先に考えてのことです。

 

 いち番組ごとに聴取可能時間(3時間)があります。この聴取可能時間(3時間)とは、あるひとつの番組を選んで、その番組を再生した段階(再生ボタンを押した瞬間)から、3時間が経過するまでの間、聴取することができるということです。例えば、12時に再生ボタンを押したと仮定すると、その番組は15時まで聴くことができるという仕組みです。これは、この度の実証実験は日本初の試みとなることから、この範囲内にて各方面の権利者にご理解とご協力とご支援を頂戴していることから設定しております。詳細はラジコのHPに掲載します。

 

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※『タイムフリー聴取機能』は、特定のタレント出演番組やスポーツ中継など権利上の問題で、一部聴取できない番組があります。また、各放送局の編成判断によって当該番組の配信を停止する場合があります。

 

 

■シェアラジオ
『シェアラジオ』は、新規のラジオリスナー拡大のため、民放連ラジオ委員会が提唱している新たなラジオ聴取文化で、『タイムフリー聴取機能』を活用して、お気に入りの番組をお友達にソーシャルメディアを通じてお知らせ、共有することができるものです。

 

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●関連リンク:
・「タイムフリー聴取」はじまる(radiko.jp)
・シェアラジオ、はじまる(radiko.jp)
・radiko.jp
・radiko.jp聴取可能局と対象地域(Wikipedia)

 

 

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