総務省は2016年11月30日(水)に、電波の生体影響に関する最新の研究や各国政府の施策動向などについて紹介するとともに、今後の研究および施策の方向性などについて意見交換を行う「電磁界の健康影響に関する国際コーディネート(GLORE)会合」を神奈川県横浜市西区で開催する。それに先立ち、同省では一般からの傍聴希望者を受け付けている。なお会合はすべて英語で行われ、同時通訳の用意はない。
「電磁界の健康影響に関する国際コーディネート(GLORE)会合」の概要
1.会合日程
2016(平成28)年11月30日(水)09:30~18:00(時間については予定)
2.会場
横浜ベイホテル東急 アンバサダーズボールルーム
(〒220-8543 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-7)
3.参加者(各国政府代表、関係国際機関、研究者等)
アメリカ、EU、オーストラリア、韓国、タイ、中国、日本、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)、世界保健機関(WHO)等
4.プログラム(予定)
特別セッション:EMFの人体ばく露に関する最新のトレンド
以下の国際機関の専門家2名による基調講演を予定。
・Emilie van Deventer氏(世界保健機関(WHO)国際電磁界プロジェクト事務局長)
・Eric van Rongen氏(国際非電離放射線防護委員会※ICNIRP議長)
セッション1A:人体ばく露に関する規制等
各国政府の行政官より、最新の施策動向について紹介予定。(講演者未定)
セッション1B:最新の研究プロジェクト
各国を代表する研究者の方から、最新の研究プロジェクトの動向について紹介予定。(講演者未定)
※国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP):WHOや国際労働機関(ILO)等の国際機関と協力する中立の非政府組織であり、非電離放射線に対する人体防護ガイドラインの勧告と科学的な情報の提供を主要な役割としている。
傍聴希望者は11月11日(金)17時00分までに氏名、職業(勤務先)、EメールまたはFAXで受け付けるとしている。詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。
「東海総合通信局 電波の人体に対する影響」の資料から一部抜粋
●関連リンク:
・総務省 2016年電磁界の健康影響に関する国際コーディネート会合の開催
・東海総合通信局 電波の人体に対する影響
・横浜ベイホテル東急
●いったん広告です: