2016年11月17日、東北総合通信局は宮城県大和警察署と共同で宮城県黒川郡大和町内において車両に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、勤務先の車両に不法無線局(不法アマチュア無線)を開設していた宮城県仙台市在住の男を電波法違反の容疑で摘発した。
東北総合通信局が発表した内容は次のとおり。
【被疑者の概要等 】
勤務先の車両に不法無線局(不法アマチュア無線)を開設していた宮城県仙台市在住の男性運転手(41歳)
<不法無線局に係る法律の適用条項(抜粋)>
第4条(無線局開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
第110条第1号(罰則)
電波法第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
なお東北総合通信局は「電波利用環境保護のため、今後も捜査機関の協力を得て不法無線局の取り締まりを行っていく方針です」と説明している。
↓3日連日で東北総合通信局から電波法違反事案に関する発表があった、ほかの2件
東北総合通信局、岩手県盛岡市在住の男を不法無線局(不法アマチュア無線)を開設していた電波法違反容疑で摘発
東北総合通信局、勤務先の車両に免許を受けず無線局(アマチュア無線)を不法に開設した運転手を摘発
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先
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