現地時間の12月7日5時3分、インドネシア・スマトラ島のアチェ州でマグニチュード6.5の強い地震が発生した。建物などが倒壊し、これまでに52人が死亡と負傷者が数百人に上ることが確認されている。同国内では7.110MHz(LSB)と144MHz帯で非常通信が行われており、インドネシアのアマチュア無線連盟(ORARI:Organisasi Amatir Radio Indonesia)では周波数をクリアにするよう呼びかけている。
インドネシア(YB)・スマトラ島のアチェ州で発生した地震により、現地では家屋やモスク、学校などの倒壊という大きな被害を受けている。このため、道路の寸断、停電などが発生し、携帯電話や有線による通信網も破壊されてしまった。
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)によると、
インドネシアの連盟ORARIは地震の救援活動を支援するため、アマチュア無線による非常通信を7.110MHz付近と144MHz帯でおこなっており、非常通信が実施される可能性がある当該周波数付近をクリアーにして欲しいと、IARU Reg.3事務局を通じて近隣諸国等のアマチュア無線局に呼びかけています。
と伝えている。インドネシアの非常通信に混信を与えないように十分注意してほしい。
●関連リンク:
・インドネシア地震で非常通信(混信や妨害を与えないように注意してください)(JARL Web)
・写真特集:震で倒壊した建物=インドネシア・スマ…:スマトラ島北部でM6.5(時事ドットコム)
・ORARI:Organisasi Amatir Radio Indonesia
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