先週のランキング1位は、アルインコ株式会社が超多機能を搭載した420/440MHz帯特定小電力ハンディ機の最新モデル「DJ-R200D」を発表したニュース。交互通話・同時通話・中継機能はもちろん、設定内容を日本語で伝える音声ガイダンス、各種アラームに応用できるショック&温度センサーなどの新機能を搭載。さらに50項目を超えるカスタマイズ項目を装備する同社の特小ハンディ機の最上位機種という位置づけだ。ある意味、“全部入り”と言ってもいいほどの機能が詰め込まれている。ロングアンテナ仕様のDJ-R200D(L)とショートアンテナ仕様のDJ-R200D(S)をラインアップし、希望小売価格はいずれも39,800円(税別)。
2位は「<5MHz帯アマチュアバンド国内分配は含まれず>総務省、官報で『周波数割当計画』の一部変更を告示」。総務省は2016年12月8日付けの官報で、周波数割当計画(平成24年総務省告示471号)の 一部を変更することを告示した。これは2015年にスイスで行われた国際電気通信連合(ITU)の「2015年世界無線通信会議(WRC-15)」において、各周波数の国際分配が見直されたことを「国際分配」の項目に反映したものが主だ。5MHz帯のアマチュアバンドも今回「国際分配」の欄に新しく記載されたが、日本国内では変わらず未割り当ての状態である。一部SNSなどで「日本でもアマチュアに5MHz帯の割当が始まる」といった情報が流れているが、これは事実と異なる。
続く3位は、アマチュア無線技士資格の相互承認(いわゆる相互運用協定)の対象国として、CEPT(欧州郵便電気通信主管庁会議)に加盟するヨーロッパ諸国(CEPT勧告T/R61-02 付録第2号別表第1号に規定される国)を追加するための告示改正の準備を進めている総務省が、「日本国内では1アマ相当とみなされアマチュア局の運用が可能」を含む「関係告示改正案」を作成。10月13日から約1か月間にわたり、広く一般から「改正案」に対する意見募集を行いその結果を12月8日に公表したというニュースだった。公表された資料を見ると、提出された意見は、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)と個人19人の計20件。そのほとんどが「関係告示改正案」に賛成する意見だった。同省では「この結果を踏まえ、速やかに告示の改正を行う予定です」としている。
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1)<超多機能で価格は39,800円(税別)>アルインコ、特定小電力ハンディの最上位機種「DJ-R200D」を発表!!
2)<5MHz帯アマチュアバンド国内分配は含まれず>総務省、官報で「周波数割当計画」の一部変更を告示
3)<意見提出はJARLと個人19人から>総務省、欧州諸国のアマ無線家が日本で運用を可能にする「関係告示改正案」への意見募集結果を公表
4)<周波数をクリアにするよう呼びかけ>インドネシア・スマトラ島で強い地震が発生! 7.110MHzや144MHz帯で非常通信を実施中
5)【追記あり】<我が国の無線従事者国家試験などを担う>公益財団法人 日本無線協会のWebサイトが12月1日に全面リニューアル
6)<関東総合通信局、3名を従事停止処分>アマチュア無線従事者の資格を有しているのにアマ局の免許を取得せず無線局を開設
7)<HF機など新たに13機種が加わる!!>JARD、「スプリアス確認保証」が可能な無線機器のリストを12月1日に更新
8)<小渕優子衆院議員(JA1LXG)も参加>JARL、6年ぶりに年末の「アイボールミーティング」を開催
9)<FT-991Aは初のアップデート!!>八重洲無線、FT-991/FT-991Aシリーズの新ファームウェアを公開
10)<FTDX3000/FTDX1200用「SP-20」も同時登場>八重洲無線、FT-991/Aシリーズ用の外部スピーカー「SP-10」を発表!!
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