12月20日、信越総合通信局と長野県警察本部、松本警察署は長野県松本市内の繁華街で日本国内で使用すると重要無線に混信妨害を与える外国規格無線機を使用する客引きに対し、使用中止するよう警告・指導を行った。
信越総合通信局は12月26日発行の広報紙「INFO・NET信越 Vol..216」において、同総合通信局と長野県警察本部、松本警察署が共同で、松本市内の繁華街で外国規格無線機を使用して客引きを行った者に対し、使用中止するよう警告・指導を行ったことを紹介した。
信越総合通信局では「外国規格無線機とは:FRS/GMRSを代表とする、外国向けトランシーバー。ネット通販やオークションで数多く見られ、比較的安価ながら電波出力が高い。国ごとに周波数割り当てが行われており、海外で使用できる周波数でも日本国内では使用できず、混信妨害を与えることがあります」と説明している。
総務省が発行する「不法な『外国規格の無線機』は禁止」ポスター
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