東京・銀座(数寄屋橋交差点)のランドマークである「ソニービル」は、開館50年とソニー株式会社の創業70周年を記念して、ソニーが歩んできた歴史を振り返る「It’s a Sony展」を開催中だ。2017年2月12日までの“Part1”の期間中は、同社の前身である「東京通信工業株式会社」の誕生から現在に至るさまざまな製品などおよそ730点を展示している。お正月休みに足を運んでみてはいかがだろうか。
東京・銀座の数寄屋橋交差点に1966年に竣工したソニービル(地上8階、地下5階)は、らせん状につながった各フロアで、ソニーグループの製品を多数展示していることで知られている。同ビルは改築が決まり今年4月1日から解体が始まる。その後2020年秋の新ビル着工まで一時的に地上部分が空地の「銀座ソニーパーク」になるという。それに先立ち、ソニー創業70年とソニービル開館50年を兼ねたイベント「It’s a Sony展」が同ビルで開催されている。
2月12日まで行われている“Part-1”では「ソニービル竣工当時の柱や床、設計意図である“花びら構造”を体感できる空間に歴代のソニー商品やエンタテインメント (音楽、映画、ゲーム) の作品など時代時代で皆さんと共に歩んできたソニーとソニービルの歴史的展示物を一挙集結します」とし、「1946年のソニーの前身である東京通信工業株式会社の誕生から70年の歳月を経て、過去の歴代のアーカイブを6つの年代に分けて、一堂に展示」する企画が行われている。
会場では、同社の前身となる会社が最初期に発売した電気炊飯器(木製のお櫃を使用)から、磁性体を塗布した紙テープで録音再生を行うテープレコーダー、国産第1号のトランジスタ、日本初のトランジスタラジオ、トリニトロン式ブラウン管テレビ、エルカセット、ベータマックス、ウォークマン、CDプレーヤーなど、懐かしいソニー製品がおよそ730点展示されている。
展示の中にはBCLラジオの「スカイセンサー」シリーズやCBトランシーバー(ICBシリーズ)などもある。このお正月休みに足を運んでみてはいかがだろうか。なお、きょう1月1日(日・祝)は休館日のため開館は明日2日から。詳細は下記のとおり。
●It’s a Sony展 概要
◆会期:
Part-1 2016年11月12日(土)~2017年2月12日(日)
Part-2 2017年2月17日(金)~2017年3月31日(金)
※2017年1月1日(日)、2月20日(月)は休館日
◆会場:ソニービル 1~4F
東京都中央区銀座5-3-1 TEL.03-3573-2371
東京メトロ「銀座」駅B9出口直結
◆開場時間:11:00~19:00
※2017年1月2日(月)と3日(火)は11:00~18:00
◆入場料:無料
会場に展示されている懐かしいソニー製品の一部を紹介しよう。
●関連リンク:
・It’s a Sony展(ソニービル)
・ginza_sony_park(Instagram)
・Sony History 目次(ソニー)
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