新潟県燕市から50.033MHzで長年運用を続けてきたビーコン「JR0YEE」が、2016年12月末をもって運用を停止したことがわかった。
50MHz帯には電波伝搬の目安とするため、三重県伊勢市の朝熊山にJARLが設置したJA2IGY(50.010MHz)のほか、北海道、福島、東京、宮崎、沖縄など全国の複数地点に有志が設置したビーコンがあり、常時電波を発射している。そのうちの1つである新潟県燕市の「JR0YEE」が2016年12月末をもって運用を停止し、1月9日に関係者のブログで下記のように告知された。
「JR0YEE beacon 50.033MHz 運用停止」
関係者と協議の結果、長らく運用を続けてきました、新潟県燕市の JR0YEE/b の運用を2016年をもって停止いたしました。
ノイズだけで何も聞こえないのが寂しくて始めたもので、アンテナが時々変わったりして基準になりにくいものでしたが、それなりに活用してくださった方もあったでしょうか。ご愛顧感謝申し上げます。
hamlife.jpからの照会に、同ビーコン関係者は「ノイズだけのバンドが寂しくて始めたものです。始めた時期を忘れてしまいましたが、15年から20年続いたでしょうか。意外にも多くの局からご利用頂いていたようで、感謝申し上げます」とコメントを寄せてくれた。
●関連リンク:JR0YEE beacon 50.033MHz 運用停止(Radio , rokkaku , and ,etc…)
●いったん広告です: